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皆生 |
この時期、隔年位で無目的なドライブを古い友人達と行うのですが、今年は皆生温泉が目的地となりまして・・・。
実は私、皆生温泉を訪れるのは今回が初、そう遠くない場所ですし周辺は散々バイク等で訪れた記憶も有るのですが、何故か皆生温泉は足を踏み入れて無かったのですよね。ということで友人が決めた皆生泊というプランも個人的にはありがたくいそいそと参加とさせていただきました。
往路は相も変わらず無目的にドライブし、途中海を眺めながら一寸飲んだりと(その後は飲まなかったA様に運転していただき・・・感謝です)のんびり移動し皆生温泉に到着したのは夕方4時くらいでしたかね?

やっぱり海、好きなのです。
先ずは湯に浸かり汗を流して、夕食は街中のすし屋さん。
そのお店に歩いていく途中、呼び込みさんに声を掛けられ・・・、オッ、現役感あるな・・・、というか懐かしいというか・・・。
で、そのすし屋さんで皆でぐずぐずと飲み(基本的に酒飲み以外の友人は存在しない私です)、何はとまれ海岸まで出てみることに・・・・。

はい、こんな感じでなかなかリゾート感が有るといいますか・・・。
(マルベーリャとはいいませんが・・・、いかにも日本的な海の家が有るのが少々ミスマッチというか日本的というか・・・な感も・・・、それも風情かな?)
唯、ここから宿泊先のホテルまでの帰途、少しばかり街中を歩いてみたのですが、結構な寂れ感も・・・・、また営業中のこうした場所の写真も撮りづらい故、散策は翌朝としてこの日は大人しく就寝(実は夜に一人でバーを訪れたのですが、適当な時間であったにも関わらず何故か扉が閉まっておりまして・・・・・・)。
で翌朝、日の出とともに町並み散策、朝日を眺めるにも良い場所とのうわさも聞き・・・です。

結構波が強いです。泳ぐのは大変かな?波消しブロックも設置してあるのですが・・・・・。
それはさて置き、街並み散策としゃれ込みます・・・・。
先ず目に付いたのが、いたるところの”空き地”。駐車場に転用して有りますが、やはり空き地感はあります。それと街路が南北十文字に綺麗に交わっている事。
この雰囲気、私が良く歩く街並みに近いといいますか・・・・、そういってみれば”新地”感があります。
古びた風俗店やスナックが目に付くのもそう。
因みに新地、明治後半~大正~昭和初期に掛けて、塩田跡や海岸、田圃等を埋め立て、新たに開かれた地域で、町おこしや税収アップを狙い、多くが歓楽街として開発された場所・・・といえばよいかな?OO新地なんて場所、そういった雰囲気が濃厚にありますよね?
ということで、全国各地のそうした場所同様の”寂れ感”も濃厚に・・・・。
で、目に付いた建物の写真を少々。

こうしたプレート、そこかしこにあります。
ただ、多くが・・・・・。

廃業・・・・。

このソープも最近廃業されたのかな・・・・。


こうした温泉街らしいお店もかろうじて残っていますが・・・・、広い道路に面していますと、どうもね・・・・。
古くからの温泉街のように狭い路地ならまた一寸違った風情にもなるのかも知れませんが・・・・。

スナック街ですが・・・・・。やはり広い道路沿いだと・・・・。
みやげ物やさん等も・・・・。


寂れ感が・・・・。
バブルの崩壊&官官接待禁止等で各地の温泉街、軒並み寂れ気味ですが、ここ皆生の路地裏は特にそれを感じます・・・。
(海沿いの大型ホテル群はさて置き・・・・)
思えば、皆生温泉、明治33年の源泉の発見から造られた街、正に新地的といいますか・・・・。そんな空気を感じましたね。
そして今は海沿いのホテル群を中心に現代的な方向に転換すべく努力中という事なのですかね?

こうした感じで・・・・。
なにはとまれ、楽しませていただきました・・・・。
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