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2019/08
06
[ #1123 ]

猫展

 先の日曜日この展示を観て来ました。


    猫展


 「アートになった猫たち展」

 場所は”みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館)”です。

 そう先の日曜日うだる様な猛暑、それこそ昼間家でゴロゴロしていても茹で上がってしまいそうという事で、また連れ合いが猫派(猫好き)ということもあり、ドライブがてら出かけてきた訳です。

 
 さて展示内容ですが、近世~から現代にかけての猫を描いた作品集、および招き猫等の造詣物や民俗品で、9割以上が日本の物といった内容です。
 また少量ですが、スランタンやピアズリー、バイロス等の19世紀辺りの海外の作品もありました。

 初見のものも結構ありまして、結構楽しめました。

 藤田の石版作品なんてすばらしかった(好み)でしたし。

 また、竹久夢二、かなりの数の構図を19世紀末~20世紀初頭辺りのフランスの雑誌等を参考にしている事が解かったのも興味深かったですね。

 また県内在住の作家、正木卓氏の造詣作品、「バイオリン」「サックスプレイヤー」は何とも言えずかわいらしく、また見事なデフォルメといいますか・・・(視線といい、足の短さといい・・・・)。結構この展示の目玉てきといいますか、現代の猫ブームを象徴する作品という感想でした。


 そう、現地の解説にもありましたが、現代、正に”猫ブーム”なのですよね・・・・・。

 同調圧力の強い現代社会において、ある種自由さを感じさせる猫に魅せられるのか、或いは癒されるのか・・・・。
 まあ、両方でしょうが・・・、故にかアート化される猫たちも現代に近づくにつれ、よりかわいらしく、よりアニメチックに、より記号化している印象も・・・・。

 どちらにしろ、幅広い展示で楽しめました・・・。

 唯、何時も想うのですか、ケース内の壁に展示してある作品、目の弱ってきている私には辛いのですよね・・・、特に今回のように小品や造形の細かいものが多いと・・・・。
 アートグラスでも買うかな・・・・(それも一寸ねぇ・・・・)、と印象、何とかならない物ですかね・・・・。


 
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2019/07
07
[ #1116 ]

今年の散策(2019)

 ここ数年この時期(5~6月)は嫁さん孝行、あるいはリフレッシュと称し少しばかり旅行といいますか散策といいますかに出かけているわけですが、今年も少しばかりうろうろして参りました。

 先ず最初に立ち寄ったのは高知市。昨年も訪れているのですが、今年は老舗料理旅館”臨水”様で昼食でもいただければとの想い(今年の初めあるお客様が訪問され非常に良かったとおっしゃっておりまして・・・)。

 臨水  ちなみにこれは10年ほど前に外観のみ愛でさせていただいた折のもの。


 しかしこれが当日のランチタイムは予約でいっぱい、との事。
 非常に残念ですが臨水様はまたの機会を考えるとして、昨年訪れた時と同じ居酒屋様で昼飲みと相成りました(この居酒屋様、仲居さんの働き具合といい、庶民的価格設定といいお気に入りなのです)。

 ただ、これだけで高知を後にするのもいま一つ物足りないという事で、境町辺り少しフラフラ・・・・。

 此処境町・・・、まあいわば現役の風俗街ですな・・・・。


 因みに高知、江戸期土佐藩の時代は遊郭の設置が認められておらず官許の遊郭は無かった訳ですが、明治維新後数年を経て遊郭地の設置が認められ開設されたのが、高知の中心部から鏡川を下流に下った稲荷町遊郭(下の新地)(映画や小説にも成った得月楼・ヨウキロウで著名ですね)、鏡川を上流に行った場所の玉水遊郭(上の新地)(此処にも得月楼の出店が有ったとか・・・)。そして稲荷町遊郭は戦中の空襲で全焼、戦後その代わりに赤線として歓楽街となったのが南はりまや町&境町といった鏡川沿いの地域、その後昭和33年の売春禁止法の施行にともない南はりまや町は料亭街に(現得月楼や濱長様はここですよね?)、そして境町はソープ街となり現在に至る・・・といった話だった筈。

 で、少しばかり散策・・・・。

 境町

 
 この道路を貫く生垣なんて遊郭っぽいですが、成立過程を考えると一寸異なるような(江戸期からの名残かな・・・)。
 閑話休題、一寸寂れ感があります。

 石鹸の国  廃業


 地元の方のお話では、「もう最近は寂れてるよね・・・、結局スマホ等の普及で派遣型ばかりになり・・・、周辺のホテルも以前はそうした女性の出入りは禁止していたのだけど最近は黙認せざるを得ない状況・・・云々・・・」、との事。
 まあ殆どの地方都市同様といいますか、風営法改正以降の傾向ですかね、固定店舗型からアメリカ式のコールガール方式に移行というか誘導というか・・・。
 まあ一般人の目に触れ辛く・・・といった事かも知れませんがアンダーグラウンド化しそうですよね・・・、それに風情も失われるといいますか、まあ色街文化なんて事を言う人間も少数派でしょうし、今や昔でしょうね・・・。

 まあ、そんなこんなで高知市は早めに切り上げです(今回は連れ合い以外にも同行者が2名ありまして、怪しい町並みばかりフラフラするわけにもいかずでして・・・・)。


 そして次の目的地は油津&宮崎市周辺・・・・の予定だったのですが、これが低気圧の影響で急遽変更となりまして・・・・。



 で、訪れたのは・・・”佐世保市”。



 先ずはタクシーに乗り込み・・・・

 「”かっとみちょう”って判りますか?そこまで・・・・」とお願いしますと、運転手さん曰く、「判りますけどあまり観光客の人に言われる場所じゃ無いですがね・・・、何か有りましたっけ?」とのお返事。

 すかさず同行の方が・・・、「この人遊郭マニアで云々・・・・・」、と。


 はい確かに否定和しませんがそう直裁に説明されても恥ずかしいというかなんと言うか・・・・(笑)


 で、ともかく古い旅館のような建物でも有れば・・・とお願いしますと・・・。

 「確かに有りましたよね・・・、そういわれると昔は夜になると女性が立っていた記憶も・・・・」

 という事で連れて行っていただいたのがこの建物の前。



 勝富町2勝富町1


 造作といい、見事私好みの建物(運転手さんありがとう御座います)。

 この周辺、確かに再開発も進み宅地化が進行していますがそこかしこに幾つかの雰囲気のある建物等が残っています。

 たとえば・・・。

 勝富町3 勝富町4 勝富町5 勝富町6


 と、こんな感じ。


 またこの看板も雰囲気です。


 勝富町7



 恐らくこの地区、昭和33年の売春禁止法施行後、高知の境町の様にソープ街には移行できず(長崎県がソープの営業を認可しなかった故)、旅館街という方向を選択今に至る、といった事でしょうね。


 ゆっくりと徘徊したかったのですが同行者3名ではままならず・・・・で、早々にこの地を後にすることに。


 ここから佐世保でもう一つ個人的に気になっていた場所に向かいます。


 それは戸尾市場。

 昔、船乗りだった父親が「佐世保には防空壕を利用した市場があり、云々・・・・」とよく言ってまして、一度訪れてみたかったのです。


 かっとみちょう遊郭跡から川沿いの道を歩いて市場方面に向かいますが、この道、恐らく往時、漂客の歩いた経路、動線でしょう、らしい雰囲気の建物が残っていて雰囲気です。
 (川沿いというのが良いですよね、やはり色町には水の存在が欠かせませんよね・・・)

 川沿い


 その戸尾市場、恐らく往時の賑わいは既に無く・・・といった状況でしたが、変わりに空き店舗を利用したBARや一杯飲み屋さんがありました。

 またその飲み屋さんのオーナーが丁度昼の営業を終え出てこられたところに出くわしまして、無理を言って店内を見せていただきました(ホントありがとう御座いました)。


 内部 内部2

 なるほどです。
 
 チャンスがあれば、一度此処で飲んでみたいものです(この日は時間が合わずで)。


 そこから長いアーケード街に繰り出し、またまた居酒屋で遅めの昼食代わりに飲みます(飲んでばかり・・・・)。

 しかし、このアーケード街、想いの他元気な印象。大体地方都市のアーケード街、商店街というとシャッター通りの印象が強いのですが佐世保はそうでは無かったです。
 (個人的推察ですが、恐らく新幹線が通っていない事が大きいのでは?と。また近くの島々への通船も有るゆえかと・・・・)

 更に少しばかりミーハーして佐世保バーガーなんてもので早めの夕食。

 基本的にハンバーガーは食べない私ですが、これならたまにはアリかな?と思わされる味でした。

 そんなこんなの佐世保でしたが、雰囲気のある街ですね・・・、チャンスがあればまた訪れたくなります。
 そこかしこに猫が居るのも、これまた(特に佐世保の猫、人なつっこい印象でした)・・・・でした。


 猫1 猫2 猫3 猫4



 今年の散策 2 につづく・・・。

 

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2017/10
29
[ #977 ]

三次辺りへ

 先日は久々の快晴。ということで秋晴れの空に誘われ少しばかり連れ合いとドライブに・・・。

 向かったのは三次市辺り。

 先ず車を停めたのはこちら。


 歴史民俗資料館

 三次風土記の丘。


 こちらに在ります”歴史民俗資料館”の特別展示を眺めてやろうという魂胆です。
 
この日の特別展示はこちら・・・・。


 焼き物

 「やきもの日本縦断」と銘打たれた展示。


 個人的にはそのタイトルから日本各地の窯の歴史や作品を展示してあるのか?と勝手に想って訪れたのですが、それとは少々異なり坂口氏という個人コレクターが蒐集された”湯のみ茶碗(及びその周辺)”の展示でした。


 しかしこれが結構面白かったのです(男性という生き物の蒐集癖という物を実感させられるといいますか 笑 )。

 大正から昭和初期、鉄道や旅客船航路の発達等々に拠りある種の旅行ブームが起こるのですが、そうした旅行先で買い求められた、いわばお土産品的”湯呑み”が主体なのですよね。

 そう日本の焼き物、古くからの窯もありますが、秀吉の唐入りで連れて来られた陶工により有田辺りの陶磁器が発達、その後江戸期に入り各地の藩主が陶工を招いて地元に窯を開いたり・・・(これも江戸初期、中期、後期と波もありそうです・・・・)。そして維新後は輸出品としての需要拡大や、殖産興業発展の要請で開かれたり。更に明治後期から大正・昭和初期にかけ各地のみやげ物や特産品として造られたり、或いは衰退したり・・・と。

 そして今回の展示それら湯呑みがある種、わけ隔てなく集められており楽しかったですね(みやげ物中心というのがまた!)。

 
 
 次に向かったのはこちら、


 はらみちお美術館

 はらみちお美術館。


 広島在住の脳性まひの作家、はらみちお氏の作品を収蔵展示してある美術館です。

 この日の特別展示は・・・・。


 どやねこ
 
 ”100匹のどやねこ”


 

 さらにそこから移動し、三良坂平和美術館に・・・・・


 三良坂平和美術館


 こちらの特別展示は・・・・・


 はしもとみお

 はしもとみお氏の動物肖像彫刻


 また猫?


 いえいえ、猫以外の動物の作品もあります。


 つき

 こんな感じで・・・・。



 と、この日は三箇所をはしご、芸術の秋という訳では無いのですがちょっとそんな気分なのかも知れません。


 

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2017/01
18
[ #901 ]

痛いのです

 今日はそうでもないのですが、昨日辺り結構痛かったのです・・・・。

 
 これですね

 指


 所謂”皸(あかぎれ)”という奴。


 兎に角グラス等を洗うのが仕事のような物ですし、手袋もハンドクリームも仕事中は不可なのでたまにこうなるのです。
 食器洗浄機 云々 といった店でも無いですし・・・・。
 (寝る前に少し気を使ってクリーム等使うと割と防げるのですが、少しサボると・・・・・・なのです)

 子供の頃はどちらかといえば”しもやけ”で苦しんだ覚えが有るのですが、店を始めてからはこの季節”あかぎれ”で苦しむことに・・・・年齢過多で手の油脂分が減っているのかな?
 
 そういえば昔、母親もあかぎれに成っていた記憶も・・・・、遺伝なのでしょうね。
 (少しだけ当時の母親の痛みが解った気も・・・・・)




 追記


 先日広島市内の某公園で一服していますとこんな風景が・・・・。


 縄張り争い?


 猫とカラスの勢力争いといいますか、縄張り争いといいますか・・・・。

 また、猫には猫同士の順位付けもありそうで・・・・・。

 結構楽しませていただきました。

 動物の行動を観察するって楽しいのですよね。
 (スマホのカメラの初利用)

 

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2015/10
09
[ #762 ]

ピカソ

 福山市立美術館の特別展を観てまいりました。
 現在開催中の特別展は・・・、


        ピカソ展


 ピカソ展。

 

 パブロ=ピカソ、近代を代表する芸術家で天才の呼び声も高いのですが、じっくりと鑑賞した記憶も無く。県内で特別展が開催されるとなればやはり気になる訳です(そういえば7~8年前に呉の私立で彫刻作品等を主体とした展示が有った様な記憶も有るのですが見逃しております)。
 そんな訳でいそいそと出かけて来ました。


 天気も良く、また季節柄も良いという事で単車を引っ張りでして・・・・等とも想っていたのですが、朝めざめますと連れ合いがこんな具合で・・・・、

 連れ合い


 流石にタンデムは無理だろうという事で電車の移動です。



 さて、肝心の展示ですが・・・・。

 先ず観始めて想ったのは、ピカソという作家、なんと言いますか南(ヨーロッパ)の方だな・・・という印象を持ちましたね(プリミティヴとか、海洋の血とか、古いタイプとか、日本なら縄文の血とか・・・・、まあ、そんな感じ)。

 そして更に観進めますと、この方、実はすごく真っ当な(病んでいない)方なのでは・・・?という印象。
 具象にしろ抽象にしろドロドロとした印象は無く、見ていて気持ちいいといいますか。嫌なものが残らないのです。
 大戦中の作品も暗くはありますが嫌な印象は無いのですよね。


 個人的には、ジャズ・ジャイアント、マイルス=デイヴィスを思い出したといいますか、印象がかぶるといいますか。

 どちらにしろ、ピカソが天才と呼ばれる所以の一端を見せていただいた気がします。
 特に50年代60年代の自由自在な表現力は天才の面目躍如といった印象も強く・・・・。



 展示の仕方としては、解説はやや少なめ。これはこれで観やすかった気がします。気になる物に関しては長椅子の上に置いてあります展示カタログを捲らせて頂けば良かったですし。
 また一部の作品に小学生向けと想われるサブ解説が付けて有りました。賛否両論ありそうですが、個人的には良い事では無いかと。

 全体的に小品が多めなのは、まあ地方都市の福山という事を考えれば仕方無いと思えますし、版画作品が多目なのは個人的には嬉しいのです。
 まあ福山でこれだけのピカソを観る事が出来る訳ですから満足です。
 (その割には平日という事もあるのか人は少なく、ゆったりと鑑賞出来ました)


 その後絵葉書を1・2枚購入の後、散歩がてら駅の南側に、途中こんな物が張り出して有ったりで・・・。

 古地図


 
 そこから、せっかく電車という事で、食事がてら昼酒を一杯。

 有意義な半日を過ごさせていただきました。


 因みに、購入した絵葉書の一枚。

 絵葉書


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2015/10
05
[ #761 ]

山口の左上

 来週から色々と忙しくなりそうな事もあり、また日も短くなって参りまして距離を走れるのは今日くらいかな?と単車に跨り向かったのは山口の左上・・・・。

 
 8時半位に家を出て・・・想ったのですが、アレ?! 携帯電話(未だスマートフォンではない私です)が見つからない。これは店に忘れているのであろうと一旦店に立ち拠り捜索~無事発見と相成りまして、結局燃料を満たし西条ICから山陽道に乗ったのは9時過ぎとなってしまいました。

 しかも玖珂ICの出口でゲートが開かない(やはりセンサーを付けた場所が悪かったのですかね?でもこれまでにこんな事は無かったのですが・・・・)。ここでも時間をとられ、結局目的地に着いたのは12時を回っておりました。

 目的地ですか?


 それは此処。


      看板


 特牛(”こっとい”と読みます)港。

 現在ではイカ釣り漁船の基地単なる漁港(因みに国道191を跨いでイカ釣り船に氷を運ぶコンテナが設置してあります)。


     氷コンベア



 現在はこじんまりとした漁港の風情ですが実は古くからの港町、当然江戸時代には北前舟も入っていた筈ですし、肥中街道という物も通っていたり。
 更にいえば少し南には”土井が浜遺跡”という著名な弥生時代の遺跡がありますので、実際はかなり古くからの港と思えます。

 確かに風除け等に良い地形です。

 これは現在の漁村集落。


   特牛港



 とまあ、古い港町という事で往時は当然遊郭も在りまして・・・・・そんなわけで訪れてみたわけです(相変わらずです)。

 
 確かに風情のある建物も数軒存在しました。
 
 唯、余り多くは無いですね、地元の方にお聞きすると以前一度火事が有ったとか・・・・。


 因みに・・・・・。

  特牛3  特牛1  特牛2


 余り広い街でも無いですしみなと周辺は空き地が多く・・・・という事で早々に移動、北に一山超えた肥中港に移動。



 ここは以前船の番所が存在した港。

 その港お見下ろす場所に恩徳寺が存在していまして、其処にこんな立て札が・・・・。


    船番所跡


 
 此処から港を見てみますと・・・・、


 肥中港


 香住周辺もそうでしたが、西廻り航路開設当初は小さめの奥まった港に番所が置かれたのでしょう。

 因みにこの恩徳寺、現在は廃寺同様の佇まいでしたが、その境内には結びイブキという銘木がありまして・・・・。


   恩徳寺


 この”花の方様”の残された娘が遊女に売られ”お花”と呼ばれ~云々、といった逸話があるそうです。
 因みに墓所の奥には・・・・、


 宝経院塔




 この肥中の港は特牛よりも更にこじんまり、遊郭跡的な場所も無く・・・・・。

 で、またまた移動。


 次に単車を止めたのは仙崎。
 現在は金子みすずで著名ですね。


 ここも往時は著名な港。

 鯨漁やかまぼこ、戦後の引き上げ船等が思い出されます・・・・そしてやはり遊郭地の存在した場所という事で立ち寄ったわけです。
 仙崎は青海島という景勝地も有りますし、金子みすず記念館も有りという事で何度も訪れてはいるのですが遊郭跡探しはしてなかったのです。



 それらしい場所を探して徘徊してみたのですが・・・・・・、良くわからず。

 私好み建物も・・・・・まあ、これくらい。

 仙崎 廃墟





 仕方なくこんな物をカメラに収めたり。

 仙崎 猫  仙崎 ゴミ箱



 そんなこんなで街並みを徘徊し、フッと時計に目をやりますと既に午後3時を過ぎ・・・。
 此処から自宅迄は確か250km近くある筈。

 急いで帰り支度に。

 基本的に下道オンリー、燃料を入れたり休憩する時間も考えると明るい内には厳しいかな・・・・。


 事実6時頃には日も落ち(秋の夕日は何とやらですね)、おまけに山道はかなり気温も低く・・・・。
 最近目の弱っているおっさんには夜間走行は結構厳しいのですよね。シールドは虫だらけになりますし。




 それでも午後7時過ぎには無事帰着出来ましたので、良しとしますか。
 因みに、タイヤの溝が不安な事もあり抑え気味の走行に徹しました。




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2015/10
03
[ #760 ]

百日紅

 久々に映画館で映画を観て来ました。
 どうも鷹野橋のサロンシネマが閉まって以来映画館に行く頻度が下がっていると思い付きまして、それならばと・・・。
 まあ天気も良いし単車でも引っ張り出してと出かけた訳です。

 観た映画はこちら。


           百日紅


 アニメかよ?何ていわれそうですが・・・。


 実は私、映画館でアニメ作品の上映をみるのは本作が初体験。因みに映画館は”シネマ尾道”


 シネマ尾道


 数年前に出来たという噂は耳にしていたのですが、ここも初体験。
 まあ、何事でも初体験は大事かと。


 閑話休題、何故この映画なのかといいますと。

 このアニメ映画の原作は数年前に夭逝された杉浦日向子さん、知る人ぞ知る江戸文化大好き女性。この方の書かれるエッセイ等好みで良く読んでいたのです(因みにこの映画の原作”百日紅は未読です・・・・)。
 そしてこの作品の主役は葛飾於栄、北斎の娘の女浮世絵師。江戸文化や浮世絵に興味引かれる面の多い私としては気になっていた訳です。

 
 そこで、感想。

 何せ登場人物が、於英、北斎、若いころの英泉に とと屋北渓、さらに国直・・・・ですから、それだけで嬉しいですね。
 

 そう、動く杉浦日向子ワールドが楽しめるだけで、個人的には満足だったのです(ということで一般の方の意見とは異なるかも知れません)。
 製作者の杉浦日向子さんに対する尊敬とかオマージュといったものを感じる映画でした。

 また北斎の描き方も良かった気がします。


 個人的意見ではありますが・・・・・。

 江戸中期、暴れん坊将軍(笑)に拠り享保の改革が行われた訳ですが、その改革の一つに蘭学に対する禁忌の緩和という物もあった筈です。これに拠り、特に都市部の知識層に近代的合理性とか西洋思想・近代科学といった物が普及していく訳ですが(たとえば平賀源内とか司馬江漢、解体新書等はその代表的なものでしょう)、それに拠り都市部において、それまでの日本的あるいは土着的な信仰の様な物の存在感が薄くなって行く何て事も起った様に思われるのです。
 たとえば妖怪や物の怪といった存在に対する懐疑や祈りとか、あの世といった存在に対する懐疑・・・・といった風に。
 そして都市部の進歩的な住人の感覚と従来の感覚を保つ人々の間にある種感覚の(分断というと大げさですが)差異の様な物も生まれ、あるいは個人の内面においてもある種の分裂の様な物も生まれた様にも思えるのです。
 故に江戸中期以降、妖怪絵や怪談話も逆説的に流行った気もするのです。

 そして、北斎の晩年はある種それらの統合の様な事をしていたのではと個人的には思う面もありまして。

 そして、この映画の北斎のイメージはそれに近いのですよね。

 結構、納得の映画でした。


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2015/09
04
[ #748 ]

磨崖仏

 先の日曜日にはたいした理由も無く海を眺めに出かけた訳ですが、今度は一寸ばかり山の空気を感じたくこれを観に。



      磨崖仏


 竹原市と三原市の境に在ります白滝山山頂の磨崖仏です。

 

 山とはいいましても、この磨崖仏の在る白滝山山頂から1km足らず下った所に駐車場が在りまして、そこまでは単車ですから山歩きという程では無いのですが・・・。尤も、山歩きの好きな方でしたら、忠海から黒滝山経由で登山道が有りますのでそちらを選択されるのも良いかと。
 私の場合自宅を出たのが既に午後、おまけに夜は仕事ということで駐車場まで単車です。


 駐車場


 こんな感じで広いレンガ敷きの駐車場が整備されています。幹線道から駐車場までは舗装林道といった感じで、大きな車ですと離合に苦労しそうな場所もありますがそこは単車、問題無しです。


 この駐車場から500m足らず登った処に、竜泉寺の山門がありまして、

 山門


 こんな感じの仁王門です。内には石の阿吽像が安置されています。

 真言宗らしい形式ですが、現在は曹洞宗の寺院と成っています。
 その所為か?結構手入れが行き届いている印象、他の広島県の山の上に有る真言宗の寺院はどれも少々寂れ気味との印象が強いのです・・・・、ただこうした山の上の寺院に最近少々惹かれるのです。


 そして、このお寺の裏山に登った場所に磨崖仏が存在するのです。



 閑話休題、磨崖仏といいますと大分国東半島の物が著名ですが広島県にも存在しているのですよね。


 大分・磨崖仏

 これは大分の物。


 確かに大分の物に比すと白滝山の磨崖仏、少々迫力不足と言われそうではありますが(岩に彫り付けた仏画といいますか、壁画の様といいますか・・・・)、これはこれで独特の魅力を感じるのです。


 磨崖仏2




 また周辺に配置されています古い石仏達が魅力的で・・・・・。


    石仏





 さらに、磨崖仏が彫り付けられている山頂の岩、この上に登りますと・・・・・360度の眺望が開け、まさに絶景。
 特に瀬戸内の多島美は見事です。


      絶景


 ぜひ一度肉眼で味わっていただきたい風景です。



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2015/07
21
[ #736 ]

暑くなって来ましたので・・・・。

 台風が通り過ぎ本格的に暑さが増して来る気配となりました(梅雨明け宣言も出たとか・・・・)、恐らくこれからひと月程の間この暑さと付き合って往かなければならないのでしょう・・・・。
 という訳で?車庫からバイクを引っ張り出し・・・・。


 実はここ数年間、この時期にバイクに跨り炎天下を走りまわって”無理やり身体を暑さに馴染ませる”何て事をしているのです。
 

 向かったのは四国・・・・・。 
 忠海からフェリーで大三島に渡り、しまなみ海道を通って四国に上陸、そこから下道で香川県に向かう算段です。

 しかし、四国の下道って結構流れが遅い印象。まあ、幹線道路ですしね。
 しばらく走りトイレ休憩の為、新居浜辺りのコンビニに停車。
 早めはやめの水分補給も兼ねて・・・・といったところ。


 そういえば新居浜市、住友鉱山の企業城下町、山手には別子銅山跡もあります。
 となると色町や遊郭跡も・・・・という話に私としてはなる訳でして・・・・ 笑 。

 しかし明治~昭和の前半に遊郭が在ったという話は無さそうで・・・・(山中の鉱山町にお女郎屋さんは在ったのでしょうが・・・・、端島だってそうだった筈ですし・・・・)。
 唯、戦後には色町(赤線)が存在していた様です。


 こうした街ですと鉄道の駅と港の間辺りに存在するのが定番と言う事で、その辺りを少し徘徊・・・・。


 こんな物を発見・・・・。


    新居浜・タイル


 そしてこの近くに、

 
 新居浜  泉池  

 往時の色町(赤線)跡でしょうね・・・・・・

 しかし、炎天下の街並みはホント暑い・・・・おまけにサングラスを壊してましい・・・・・早めに切り上げ次に移動。


 やはり下道を一般車やトラックの後ろに付いて・・・・・、ホント暑いこと暑いこと・・・・。
 それでも頑張って走り、此処にバイクを停めました。


      柳
 


 川沿いの柳って色街ぽくって良いですね  笑 。


 因みに琴平です。
 有名な”こんぴらさん”の石段は、今回は上がらず、金倉川を挟んで反対の地域を歩きます。
 旧富士見町遊郭跡、幾つかソープの看板が目に付きますがその裏辺りに・・・・。


 琴平  琴平・タイル  琴平・行灯


 
 しかし琴平の商店街も想ったより寂れ気味・・・・。
 イベントの開催日等は異なるかも知れませんが、観光バスで来て主要な場所を観て次の目的地に・・・・・といった観光スタイルが主流となった今日では、宿泊して現地で遊んで・・・・・といった人達も少ないでしょうからねェ・・・・。


 閑話休題、更にそこから旧多度津街道を走り善通寺の遊郭跡へ・・・・。

 こんぴら参りの中継地としてか善通寺の門前町としてか或いは駐屯地故か、兎に角昔は遊郭が認可されていたそうで(砂古遊郭)・・・・。


 しかし現在は完全に再開発済み、単なる住宅地と化しています。

 しいて言えば、こんな看板建築が・・・・・・・。


 善通寺




 早々に次の多度津へ・・・・。


 ここには昔の港町の風情を残した街並みがありました。
 (西浜遊郭跡等)


      虫籠窓
 

 例えばこの虫籠窓の跡なんて時代を感じます。

 また、街並みには・・・・。

 多度津  多度津3 



 また多度津に限らず、四国の瀬戸内にこんな意匠が目に付く気も・・・・・。

 意匠


 またこの看板?からは時代背景が推察できそうです。


      多度津2



 良い街並みでした。



 更に走って丸亀へ・・・・、


 何だかこの頃から軽い頭痛が・・・・・、
 熱中症気味か?或いはバイク用に誂えた度の強い眼鏡を掛けっ放しなのが原因か・・・・(サングラス壊したのは痛かったな~)。

 ということで丸亀の港、この近くで一寸休憩。


      丸亀灯篭


 側の石版に、往時こんぴら参りを伊勢参りに並ぶ観光とする為江戸で講を組織~~~、といった説明があります。


 一服した後周辺散策。




 港の東側には(西平山?新堀遊郭?)・・・・。


      丸亀タイル

 
 このタイルの色が・・・・・。

 他、   丸亀

 こんな建物等も在りましたが全体的には寂れ気味。
 瀬戸大橋が出来船便の需要が減った訳ですから仕方ないですが・・・・。
 (まあ遊郭地跡ですしね・・・)(また数日前の台風の爪あとも・・・・・)



 次いで、港の西側に(福島遊郭?)・・・・・。


 雰囲気のある建物を発見。


     丸亀3


 この当時のタイル、艶かしいですね。


 全体像は、 丸亀4 。



 そこから少し歩いた場所で・・・・。


     丸亀バイク

 
 1980年ころのCB750Kですかね・・・・。崩壊しつつある街並みを象徴する様で・・・・。



 このバイクの在った建物は、丸亀5

 元は医院ですかね?



 更にしつこく走り坂出の港辺りへ・・・・。
 往時の繁栄を思わせる建物が港の入り口付近に・・・・。


      坂出1



 恐らくこの建物から内港を挟んで北側辺りが昔の遊郭地では?想われるのですが・・・・・。


 坂出2


 しかし現在ではその殆どが倉庫等流通団地といった雰囲気。

 では・・・・と、港と鉄道駅の間の商店街へ・・・・・。

 昔は賑やかだったのでしょうね・・・・・。
 今では完全なシャッター通りといいますか、それ以上に・・・・・といった雰囲気。
 瀬戸大橋開通に拠り急速に寂れ・・・・・、といった噂は耳にしておりましたが、確かに。

 坂出・商店街

 一寸、玉島の商店街を思い出しました。
 

 その辺りで・・・・、


     坂出・廃墟





 何だか商店街がそのまま廃墟に向かっている様にも想え・・・・。
 (この建物、バックの青空も含め南の島の廃墟の様な印象を受けました、建築業界ではそれなりに著名な建物であったとか・・・・?)


 折角なので、色街的な場所・建物も探してみました。



 坂出3  坂出4  坂出・ネコ


 ネコはおまけね。


 そこから本土に戻る為高松港へ移動。
 瀬戸大橋を走ったほうが早いのは確かでしょうが、一寸暑さでグロッキー気味で・・・・。
 それにフェリー乗り場の少し東には旧新地(八重垣)遊郭跡が在った筈・・・・・と。


 その新地(城東)遊郭跡ですが、現状は完全にソープ街。
 日が高いうちから黒服を着たおにいさん方が入り口の前に立っていらっしゃる。
 そうなると写真を撮る訳にもいかないので、仕方なくこちらにバイクを停めまして・・・・。


  城東・神社

  
 この神社の玉垣。

    玉垣


 
 いかにも遊郭地の神社の玉垣ですね。


 そこから、フェリーの時間まで高松の飲み屋街を少しだけ散歩。
 路地裏メインに 笑 。


 高松・路地

 
 結構、賑わっていそうな雰囲気。

 やはり県庁所在地ですね。
 転勤族・出張族・官公庁・支店・支社等もあるでしょうから・・・・。
   

 こんな感じで走り廻ってきましたが、夏場は街並みよりも山道を走るのが正解ですね。ホント、暑くて辛かったです・・・・、年齢の所為もあるかな・・・・。





 

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