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2008/10
30
[ #567 ]

CDチェンジャーの中

  ・ はじめに

  1 BUD POWELL
  2 SONNY ROLLINS    
  3 MILES DAVIS AND MODERN JAZZ GIANTS
  4 OSCAR PETERSON
  5 JOHN LENNON
  6 AMALIA RODRIGUES
  7 MISORA HIBARI
  8 BILLIE HOLIDAY
  9 EDITH PIAF
 10 CHARIE PARKER
 11 DEXTER GORDON
 12 BARNEY WILEN
 13 MAL WALDRON
 14 ARCHIE SHEPP & MAL WALDRON
 15 ABE KAORU
 16 SEX PISTOLS
 17 ELLA FITZGERALD 
 18 JACQUES LOUSSIER
 19 J.S.BACH COMPLETE LUTE WORKS
 20 CATHERINE BOTT
 21 JOAO QEEIROZ
 22 NINA DE LOS PEINES
 23 DANIEL COLIN
 24 NINO ROTA
 25 HARIS ALEXIOU
 26 KEPA JUNKERA
 27 TANGO MAESTROS
 28 LISA ONO
 29 CHESS GOSPEL GREATS
 30 CINDI LAUPER
 31 BLOSSOM DEARIE
 32 LISA EKDAHL
 33 NINA SIMONE
 34 HELEN MERRILL
 35 DIANA KRALL
 36 SHIRLEY
 37 MAKOTO
 38 KOJIMA SANAE
 39 FRIED PRIDE
 40 BEPPU YOKO
 41 CHIE AYADO
 42 DODOITSU
 43 MOZART JAZZ TRIO
 44 GROVER WASHINNGTON 、JR
 45 FUMIO YARA
 46 ENRICO PIERANUNZI
 47 YOSUKE YAMASHITA
 48 HIRO TSUNODA
 49 TUTOMU ARAO
 50 AIR ON THE G STRING


         以上

 
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Copyright © ますた [バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し] All rights reserved.

2012/08
10
[ #413 ]

BUD POWELL

 店を開けて比較的早めの時間等に、思わず掛けてしまうアルバムがあります。


       the scene changes BUD POWELL

  the scene Chengees
  THE AMAZING BUD POWELL


 余りにも”らしく”また著名な作品でありアップするのも恥ずかしい気もするのですが・・・。

 特に1曲目の ・CLEOPATORA'S DREAM
 私としては、いかにもBARに似合う曲といった印象なのです(もしかすると、何処でそうしたシーンを見た記憶が拠るのかも知れません・・・)。


 実はこの曲、耳をそばだてて聴いてみますと・・・。パウエルさん、結構ミスして無い?って思えるのです。
 特に左手・・・・。

 もっとはっきり言えば、酔ってるのか?という印象・・・。

 プロの演奏家が酔って演じて良いのか?という話も出そうですが、私としては、これはこれで非常に魅力的。ほろ酔い加減なのかも知れませんが、流暢な演奏で聴いているだけでワクワクしそうなスイング感。期待感、心地よさ・・・。


 実はBARの楽しさって、ある種ほろ酔い加減の心地よさ、ほろ酔いでする会話の楽しさ。あるいはそれでも少し保とうとする緊張感、一寸した期待感・・・。そうした面が本質に在る様な気がするのです。

 そこでこの演奏、正にほろ酔い加減の心地よさを感じさせて呉れるのです。(勿論音楽として成立してますし)
 それでついつい流してしまいます。


 もしかするとバド・パウエル自身は酒、あるいはドラッグで寿命を縮めた面も有るかも知れませんが、それも含めてBARを感じてしまうアルバムなのです。

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2012/09
08
[ #419 ]

SONNY ROLLINS

 店で早い時間に思わず流してしまうCDがBud Powell の ”The Amazing Bud Powell”なんて事を書きましたが、遅い時間に流したくなるCDがこれ。


    a night the village vanguard

 Sonny Rollins  「a night at the Village vanguard」 

  

 深夜に流したくなるアルバムといいますか、深夜のバーの空気のイメージに近い気がする演奏に想えます。

 バーも遅い時間に成りますと、お客様も適度にアルコールが廻り少々饒舌に成られたり、主張が強くなられたり・・・。そしてそれらが上手く混ざり合い深夜のバーの空気が出来る気もするのです。そんな演奏に想えます。

 もしかすると”ピアノレストリオ”という事が良いのかも知れません。
 ピアノという楽器。それ一台でも完結出来る楽器と言いますか・・・・それ故ピアノが入るセッションは上手く纏りやすい印象があるのです(それはそれで嫌いでは無いです)が・・・。

 そこでこのアルバム、ピアノレス故にか奏者それぞれの主張が適度に発揮され混ざり合っている印象。一寸騒がしい感じもしますが、それもまた深夜のバーのザワザワした雰囲気を連想させ・・・・。

 お気に入りの一枚です。


 

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2012/10
14
[ #429 ]

MILES DAVIS AND MODERN JAZZ GIANTS

 定番ばかりですが・・・。


      miles.jpg

     MILES DAVIS AND MODERN JAZZ GIANTS


  
 バーのカウンターではリラックス感と同時に少しばかりの緊張感も必要かとも想っています(店のタイプにも拠るかも知れませんが)。

 バカナリヤでも、たまに緊張感が少し上がったりする事もあるそうで・・・(申し訳ない、恐らくは殆ど私の責任です・・・ 笑 )。
 しかしそれはそれで(少々自己弁護的ですが)、緊張感の有る会話や言葉のやり取りというものもたまには良いと本気で想っています。


 そうしたカウンターでの緊張感漂う会話を連想させてくれるのがこのアルバム。

 このセッションではマイルスとモンク、お互いに殴り倒そうとか、刺してやろうか?等と考えたとか考え無かったとか・・・。

 その成果が、THE MAN I LOVE の2つのテイクなのでしょう・・・。


 異なった意見や考え方を持つもの同士の会話から生まれる適度な緊張感、それはそれで上手く行けば非常に面白い結果をもたらす気もします(最低限の作法なりマナーは当然必要ですが・・・)。


 では、カウンターの空気が凍ってしまった様な時にこのCDを流すのか?

 はっきり言ってそんな怖いことは出来ません・・・(笑)


 それはさておき、会話にしろスポーツ等にしろ適度にホット&クールな姿勢って大事な気がします。
 このアルバムを聞きますと、そんな事を想ったり・・・。

 
 

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2012/11
17
[ #439 ]

OSCAR PETERSON

ジャズピアノの早弾きと言えば・・・。


          TRISTEZA.jpg

 「TRISTEZA」  OSUCAR Peterson trio on piano


 見事な早弾きのピアノ演奏のアルバムです。

 しかも超絶早弾きにも関わらず、これが押し付けがましく無いのです。流暢と言いますか、清廉と言いますか。

 ジャズピアノの早弾き。或はジャズピアノに限らず楽器の早弾きって(或は会話での早口の場合)、一歩間違うと押し付けがましい印象に為ったり、鬱陶しく聞こえたりする気がしますが、このアルバムはそうした面を感じさせません。

 そんな訳で、店でもよく流しています。
 押し付けがましく無いので流し易いのです(バカナリヤがコテコテのジャズバーであれば、また話が違うのかも知れませんが)。


 しかし、このアルバムからそうした印象を受ける理由は何なのか?

 一つはピーターソンの圧倒的演奏テクニックである事は間違いない様に思えます。
 そして他のメンバーとの調和。
 また個人的には、もしかするとピーターソンのその人となり、その優しさに有るのでは無いかとも思います。
 まあピータソンに限らず昔の黒人ジャズミュージシャン、優しい性格で無いと生きて行けなかったのかも知れませんが(サッチモの演奏・歌声にも優しさや、人の良さが溢れている気がするのは私だけでしょうか?)、何はとまれそうした印象を受けます。
 またその性格がプロデューサーとしての活躍にも繋がっている様にも思えます・・・。


 唯、同時にピーターソン。その優しさ、或は押し付けがましく無い演奏故にかモダンジャズ好きの方々にはいまひとつ評価され無い様にも感じます。

 確かにジャズと言う音楽、エンターテイメントと同時に芸術性と言う事も良く言われていますが、確かに芸術作品とした見方をした場合には押し付けがましいさが価値・個性として評価される面が強いですしね。

 ビンセント・ファン・ゴッホの描いた油絵作品なんて眩暈がする位押し付けがましい印象ですし、また其れ故、近代以降最高の画家として評価されその作品価格もそうした位置にあるのでしょうから。


 色々書きましたがこのアルバム、うちの様な何の変哲も無いバーでは流しやすく良く掛けています。






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2012/12
05
[ #445 ]

JOHN LENNON

 この時期にになると掛けたくなるCD(アーティスト)があります。


     Double Fantasy

 John Lennon & Yoko Ono  「Double fantasy」
 


 そう、レノンのラストアルバムです。

 レノンが射殺されてもう30年以上ですか・・・。
 若い頃は、良くビートルズのレコードを聴いていたので、ニュースを聞いた時はかなり驚いた覚えがあります。
 ある日の朝食時に母親が「ジョン=レノンが撃ち殺されたってニュースで言ってるよ・・」等と言いまして・・・・。


 確かその1年後ですかね?FMラジオで「ジョン=レノン生前最後のインタビューbyBBC和訳版」の放送があり、テープに落として(時代ですね)聴いていた憶えもあります。

 もはや30数年前の話、内容はそれほど記憶しておりませんが聞き応えの有るものだった印象。
 印象に残っているのは・・・・。


 インタビュアーが「このような素敵な曲、どのようにして作られるのですか?詩を先に書くとか、メロディーから造るのか・・・?」といった内容の質問をした時にレノンが・・・・
 「曲の方から降りてくるんだ」といった内容の答え方をしていた事であるとか。

 WOMANの曲に関して女性に対する尊敬を語っていた事、他にドラッグのこと、FBI,平和運動の事・・・。

 またインタビュアーが、貴方(レノン)は世間ではナイーヴ(繊細)過ぎると言われていることについてどう想うか?といった質問をした事とか・・・。


 当時はそう想わなかったのですが確かにレノン、曲の歌詞等を想うとある種世間からはナイーヴと評価されるよな性格、タイプなのかも知れません。

 現代で言えばアダルトチャイルドとか、愛着障害等と言われるようなタイプに近いのかも知れません(幼児期~少年期の体験に拠る物か?)。

 そしてそれ故に、ある種の繊細さを持ち合わせた日本人であるオノ=ヨーコ女史との関係も成立したのでしょうかね・・・(彼女が典型的日本人かどうかは判りませんが、彼女の展示作品等観せていただきますと、やはり日本的とも想えますし繊細さも想います)。

 しかしまた、そしてだからこそ(ナイーヴ故に)死後30年以上経た今日でも世界中で聞き継がれているのでしょうし、これからも聞き継がれて行くのでしょう。
 ビートルズがこれほど大きな存在になったのも、そのコア(核)にレノンのこうした個性が有った故にも思えます。


 恐らくは今後も残酷な現代という社会は続いて行くのでしょうし(時代は残酷さを増して行く)、レノンの曲も聞き継がれて行く様に思えます。

 
 そんなこんなでこの時期のバカナリヤの店内、レノンの曲が掛る事が有ると想います。
 

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2013/01
21
[ #457 ]

Amalia RODRIGUES

 バカナリヤではJAZZを流す事が多いのですが、たまには違うジャンルのCDを流すこともあります。
 という事で今回はJAZZ以外のジャンルから・・・。


         amalia rodorigues

   「THE ART OF Amalia RODRIGUES」



 Fadoの女王、アマリア=ロドリゲスのベストアルバムです。

 以前、少し書いた事も有りますが、”Fado”とはポルトガルの民族歌謡です。

 Fado。大きく分けてコインブラ周辺(北部寄り)の男性ヴォーカルの物と、リスボン周辺の女性ヴォーカル主体の物とに分別出来ると想えるのですが、アマリア=ロドリゲス、女性ヴォーカルという事で当然後者。


 基々Fadoという音楽、レコンキスタの終わり頃にポルトガル北部周辺で誕生し(教会、或は大学の聖歌隊の流れを汲むなんて話も有ります)。当時は基本的に男性ヴォーカルだった物が、19世紀、リスボン周辺で女性が歌った物が人気を博すようになり(マリア=セヴェラ等)盛んに歌われる様になった物だそうです。

 私個人としては、コインブラ系のFadoは少し伝統的。リスボン系のFadoはそれに比べロマ(ジプシー)音楽の影響も強そうに想え、やや大衆歌謡的に想えます。
 (まあ、ヨーロッパの民族的大衆歌謡って、何処かしらロマ音楽の影響下に有りそうにも思えますが)
 
 で、アマリア=ロドリゲスはそのリスボン系のFadoの最も著名な歌い手、ポルトガル大衆歌謡の女王といった存在です。
 言ってみれば、ポルトガルの美空ひばり?的存在ですかね?

 その歌声の圧倒的存在感、恵まれているとは言えない出自、権力者との関係をマスコミから叩かれたり・・・といった部分も似ているかも知れません。


 閑話休題、このCD。個人的にお気に入りでたまに店でも流したくなるのですが、アマリア=ロドリゲスの歌声の圧倒的存在感(それ故に第一人者たり得たのでしょうが)、又Fado自体が持つ曲調等に拠り、店の空気自体変わってしまいそうにさえ想えます。
 店がポルトガルの場末のバルになる様な?(一寸大げさですが・・・)

 しかし、それでもたまに流したくなる、そんなアルバムです。


 

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2013/02
09
[ #463 ]

MISORA HIBARI

 前回、アマリア・ロドリゲスをポルトガルの美空ひばりの様な存在等と書きましたので、今回は・・・。


              love.jpg


 LOVE! MISORA HIBARI
 JAZZ&STANDARD  COMPLETE COLLECTION 1955-1966
 

 私の様な世代ですと、美空ひばり=演歌(エンカ・艶歌・・・)のイメージが強いのですが(そもそも演歌とは何ぞや?という事も考えなければ成らないのかも知れませんが、それをすると長くなりそうで・・・)、このアルバムを聞きますと現在でいう所の所謂”演歌”のイメージは殆ど無いですね。


 それよりも、その存在感と歌唱力の高さをしっかりと感じさせてくれます。
 流石、日本大衆歌謡の女王といった雰囲気です。


 当時の日本のレコード業界の都合かはたまた時代風潮か、日本語の歌詞で歌われた作品が多いのが少々残念な気もしますが、日本語の歌詞でも思った以上に違和感は感じません。

 個人的には、英語の歌詞で海外のミュージシャンの歌と比べて見る事が出来れば、更に興味深そうな気もします。

 また、バックの演奏がいかにも昭和30年代といった空気を所々に感じたり・・・。
 (それも有り、店でこのアルバムを流すと店の空気が昭和にタイムスリップといった感じになるのもご愛嬌)
 

 しかし、それらを差し引いても美空ひばりの歌唱力と存在感を改めて感じさせてくれます(何と艶っぽい歌声である事か・・・)。


 閑話休題。

 最近、由紀さおりさんの歌が海外等でも評価され国内でも再ヒットの様ですが、この様な状況の中で美空ひばりという歌手が生きていて、海外に紹介された場合どういった評価をされるのか?等と想像も広がりますね。

 その存在感等、私としては由紀さおりさんよりも上に思えますしかなりの評価はされそうな気もするのですが・・・。
 尤も由紀さおりさんの歌声や歌い方の方が海外、特に白人の人々の日本(或いはアジア)に対するイメージや期待に沿いやすいのでは?といった気持ちも有ります・・・。


 まあ、仮定に意味は無いという事で、カウンターでの話題に調度良い位の話ですかね?


 どちらにしろ、5~60年程前の曲ですが、改めて聞くと興味深いアルバムです。

  

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2013/03
04
[ #468 ]

BILLIE HOLIDAY

 AMALIA RODORIGUS ~ MISORA HIBARI と続けますと次は・・・、


         BILLIE HORIDAY

 「THE COMPLETE DECCA RECORDINGS」  BILLIE HOLIDAY


 ビリー・ホリディのデッカ時代のコンプリートアルバムです。

 同じ曲の別テイクが何曲か収録されていたりで一寸マニア向けなアルバムかも知れません。



 ビリー・ホリディがデッカ・レコードに所属していたのは1944~1950年、29歳~35歳となりますかね。(亡くなったのは59年44歳)

 この時期のビリー・ホリディがどうであったのか?(絶頂期という人もあるでしょうし、この少し前の時期がベストという話も、或いはデッカを出た後が・・とか、やはり最晩年の崩れた感じが好きとか・・・)

 
 私個人としては、その前の絶頂期から段々と崩れていく時期?なのかな?等と思えます。

 その辺りのどこか破滅に向かう暗さ、或いはそのの影の様な物が微かに聞こえる気がするのです・・・(と同時に、一寸投げた感じの明るさとか・・・)。


 しかしビリー・ホリディの歌声、リズム、或いは存在感という物もまた、オンリーワンという気がします。

 特にその情感といいますか存在感(の重さ)といいますか・・・。
 
 彼女の歌声にあるある種の重みといった物も、その壮絶な越し方を思えばそうなのかと思える気もします。
 黒人であることに因る差別、女性であることに因るハンデ、貧しさ、春をひさいで糊口を凌いだ体験、男運の悪さ、アルコール、ドラッグ・・・等々・・・。

 それらすべてが、彼女の歌声に存在感を与えている様に思えます。


 そこでこのアルバム、考えれば彼女が女性ベスト・ジャズウイメンに選ばれた後、徐々に堕ちていく時期に当るのかも知れません。(アルコールの影響もありそうです・・・)

 それはそれで雰囲気のあるアルバムなのです。
 (たまに店が暇な時などに掛けたくなるCDです)(私もどちらかといいますと根が暗いもので・・・)

 
 

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