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2010/12
03
[ #245 ]

駄文

 先日、中国新聞(広島の主要地方紙)夕刊に駄文を掲載していただきました。

 テーマ自由にエッセイをという事でもあり、また普段よりこのブログにて”しりとり雑考”等と嘯(うそぶ)いていいたい放題書かせていただいております故、まあ何とかなるかとお引き受けした訳なのですが・・・。

 

 しかしいざとなると、ウエブログを書くのとは少々勝手が違いますね。
 ウエブログの場合、何はとまれテーマ(タイトル)だけは決めておき、後はパソコンを立ち上げてから想い付きで一気に書いているのですが(それ故誤字脱字も多く、まとまりに欠ける駄文となってしまうのでしょうが・・・)、原稿用紙を目の前にするとやはり勝手が違います。

 またウエブログであれば読まれる方は不特定多数といっても、何らかの検索の後に拙ブログに辿り着いて下さった方でしょうが、地方紙の夕刊の片隅とはいえ本当の不特定多数、どんな方の目に入るか判らない文章を書くという事は少々緊張もしました。


 たいした事は書けなっかったのですが、何とか掲載していただきホッとしております。


 ますた
 


 
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2010/12
06
[ #246 ]

雑考47  ジブラルタル

 ジブラルタルとはイベリア半島の南端、スペインの中に在るイギリス領の小さな街です。
 そこに起立する象徴的巨岩を”ジブラルタル・ロック”と呼んだり、眼前の海をジブラルタル海峡と呼んだりするので、もしかすると周辺地域の呼称でも良いのかも知れません。


 しかし何故、スペイン国内に小さなイギリス領が未だに存在するのか・・・。


 1701年に始まったスペイン継承戦争。
 スペイン国王の継承の問題をきっかけにイギリス&オランダ(プロテスタントの国)とスペイン&フランス(カトリックの国)が争った戦争。
 (考えると、近代のヨーロッパの歴史は市場経済主義推進派とそれに抵抗する勢力の争いの歴史といえるかも知れません。あるいは人類の歴史とは、貨幣という怪物と如何に付き合うか?といった足掻きの記録と言えるかも知れません)


 閑話休題、このスペイン継承戦争の最中この地をイギリス海兵隊が占拠し、その後休戦協定のユトレヒト協定にてそのまま所有を認められ現在に至るのでしょう・・・。
 勿論、スペインとしては返還を望む意思も有るでしょうが、現在もイギリス領です。


 確か20世紀末から今世紀初頭に架け、EUの統一や香港・マカオの中国返還といった時代の流れの中、スペイン、イギリスの両議会に於いて返還の話題も出、確か両議会で両国の共同統治に落ち着きかけた事が有ったと記憶しています。
 その後イギリス議会の提案?にて、最終結論はジブラルタルの住民による住民投票に委ねる事となり、確か2002年11月(第二日曜だったかな?)の住民投票により、当然の事として?否決(だって現ジブラルタルの住民の方は、スペイン国内にある英国領のジブラルタルに何らかのメリットを感じていらっしゃるでしょうから・・・)。現在もイギリス領のままです。
 
 そう考えると、この住民投票に持ち込んだ時点でイギリスの政治的勝利だったのかも知れません。
 流石、イギリスの強かさと言うか・・・。
 或いはそのイギリスから無事、香港を取り戻した中国の強かさを感じるべきか?
 まあ香港に関してはその返還をきっかけに、好む・好まざるに関わらず中国が市場経済の波に飲み込まれ苦闘している?事を見ると、やはりイギリスの方が数段強かなのかも知れません(まあ、アヘン戦争前後のイギリスのやり方を思えば・・・)(もしかすると、香港返還は中国の開国ともいえるのかも?)。


 まあジブラルタルに限らず、地政学的、政治的、軍事的に重要な場所ってのは、領有権等を巡り揉め易いですよね・・・。我が国の北方領土、尖閣諸島しかり、先日の延坪島しかり・・・・。


 また外交政策における住民投票の意義、住民投票それ自体・・・。

 (実はその時ジブラルタルにおりまして・・・)そんな事を考えたジブラルタルでした・・・。


ジブラルタル・ロック


 ますた

 

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2010/12
11
[ #247 ]

酒場の文化史  海野 弘

        

    酒場の文化史


 酒場の文化史  海野 弘  1983・04  TBSブリタニカ
 ジャンル  風俗史


 サントリー博物文庫の中の1冊です。副題に -ドリンカーたちの華麗な足跡- と付けてあります。
 内容としては14世紀頃から20世紀初頭に架けてのヨーロッパ、特にイギリス、フランスの酒場の形態の変化を小説や絵画等を通しと明らかにしていくといった物です。

 先ずはホメーロスのオデュッセイアから酒場の誕生を語り、チョーサーの文章から14世紀、シェイクスピアで15世紀、ディッケンズで19世紀、といった風に英国の酒場の変化を。またバルザックやロートレック等で19世紀末のフランスの酒場を、そこから更にカクテル、バーテンダーといったアメリカスタイルの流入といった辺りまで書かれております。


 私の感想としては、酒場の文化史と言うより”盛り場の文化史”とでも呼びたいような内容です。


 何故か?
 14世紀頃に出てくるタバト(宿屋、兼、酒場の様な物)、そしてその近くに多く有ったとされるシチューハウスの事。特にこのシチューハウス、元々は風呂屋らしいのですがそのうち女性が常駐して売春宿的になっている・・・。これなんて江戸前期の湯女風呂ですよね・・・。そしてこれらが、川沿いや橋の袂等に固まりある種の盛り場を形成している。
 洋の東西を問わず、そうした物なのでしょう。

 他にも15世紀頃の”イン”。中庭の付いた宿屋(馬車宿・商人宿)。この中庭で大道芸等が演じられ、酒が飲め、売春婦がたむろする・・・。
 またミュージックパブ、カフェコンセールといった演劇酒場。
 更に、後にサパークラブで催されるギャンブル・・・。

 タバト、エールハウス、パブ、タヴァン、パーラー、ビクトリアンパブ、ジンショップ、ビールパレス、バー・・・・・。
 酒場の形態、名前の変化等々の記述も確かに勉強になるのですが、それらの裏に潜む社会の変化、遊びの変化、社会状況、社会心理、歴史、文学・・・・。

 そんな内容で、とにかく色々と読み取れそうでお気に入りの本なのです。

 
 

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2010/12
15
[ #248 ]

ワイン会

 先日といってももう1月程前ですが、拙店にてワインの会なるものを催しました。
 2年に1度位の割合でこうした事を催っているのです・・・。


  今回は、テーマを”ピノ・ノワール&シャルドネ”とし、テロワール等に拠る違いを感じてみよう、という趣旨で行いました。

 造り手のスタイルや造られた場所の土壌や気候の違い等々、細かくやればきりの無い世界ですが、そこはバカナリヤらしく何はともあれ飲んでみようという事で、あまり勉強会的にはしませんでした。

 と言いますか13名の参加者で空いたワインが15本+α・・・。
 単なる飲み会ですね・・・。


 因みに、シャルドネはチリ・ランドック・シャブリ・サントーバン等
 ピノ・ノワールがチリ・ニュージーランド・ブルゴーニュでヴォーヌロマネ・ヴォルネイ・ジヴリー等々
 また他にもシャンパーニュや2品種以外のワインも開けたり・・・・。
 ほんと、単なるワインでの飲み会といった雰囲気にしてしまいました。
 

 そして遅くなりましたが、参加者の皆様、ありがとう御座いました。

 何時になるかは判りませんがまた違うテーマで催してみたい気もします(モルト等も、ありかな・・・?)。
 その節は、また宜しくお願いいたします。


         当日のワイン


 ますた 

 

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2010/12
18
[ #250 ]

雑考48  留守番電話

 ハード(機器)を表す言葉としての”留守番電話”という言葉は、既に廃語と成り果てた気がします。
 昨今では携帯電話の留守番電話機能、あるいは固定電話の留守番電話機能とした意味に取って代わられた様に思われます。


 閑話休題、電話機等の通信手段の発達が人のコミニュケーションの在り方に少なからぬ変化をもたらしたのは確かな気がしております。
 特に携帯電話の普及、またその携帯電話へのメール機能の搭載等が特に大きな影響を与えた気が・・・。
 ただ私個人としては、初めて留守番電話に遭遇した時の印象が最も印象に強く残っているのです。


 どういう事か・・・。


 若い頃、人様の家に電話を掛ける場合・・・。
 呼び出し音がしばらく鳴る(当時の一般家庭の電話、玄関に一台だけだったので相手が出るまで結構時間がかかる)、その後電話が繋がる。
 そこで徐(おもむろ)に・・・。
 「もしもし・・・、○○様のお宅でしょうか?私、××と申す者で御座いますが、△△様はご在宅でしょうか?」
 と話すのですが・・・・。


 この時受話器から「ただ今、留守にしております、御用の方は・・・・・・」のメッセージを初めて聞いた時の衝撃・・・。

 何だか街中で知人と思って話しかけてた相手が、実はマネキンだった時の恥ずかしさと言うか、そうした姿を人前に晒してしまった恥ずかしさと言うか・・・(電話を掛けるとき、周りに人はあまり居ませんが・・・)。

 電話の向こうの他者に集中していた意識が、いきなり自分、それも無様な自分に向く恥ずかしさと言うべきか・・・。とにかく苦手でした。
 昨今の様に携帯電話だとそうでも無いのですが・・・(何となく、呼び出しの長さで予想出来るせいでしょうか?)。


 とは言いながら私自身、携帯電話にしろ固定電話にしろ、しっかり留守電機能をセットしているのも事実。特に自宅の電話は完全に居留守番電話ですね。営業電話ばかりですから・・・。
 しかし、あの自宅への営業(押し売り?)電話、何とか成らないですかね?お願いですから私の時間を盗まないで下さいとな、想いますよね。


 相も変わらず色々と詰らない事を書いてしまいましたが、どちらにしろ携帯電話等の普及により個対個のコミニュケーションが主体となり、不特定の他者とのコミニュケーションの作法の様な物が衰退している様に想えます(実際には、コミニュケーションのあり方を決定的に壊してしまったのは、TVだといえる気もしますが)。

 更に今後はネット、フェイスブック、新世代携帯・・・。
 果たしてどうなるやら・・・。

 何はとまれ私はバーテンダーですので、対面のコミニュケーションの世界に生きておりますが、これも日々難しくなっていくのかも知れません。


 どちらにしろ、他者とのコミニュケーションという事に付いてたまには深く考えてみたいと想います。
 人間は社会的生き物でしょうから。また複雑な言葉を駆使したコミニュケーションこそが、人を人たらしめている気もしますから・・・・。

 ますた

 

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2010/12
22
[ #251 ]

文学部唯野教授  筒井康孝

      

     文学部唯野教授


 文学部唯野教授  筒井康孝  1990・01
 ジャンル 小説



 著名な本ですのでわざわざ私が書く事も無いのでしょうが・・・、好きな本です。

 目次からして、印象批評~新批評~ロシア・フォルマリズム~現象学~解釈学~受容理論~記号論~構造主義~ポスト構造主義ですからね~。惹かれます。
 そして内容の速度感、博覧強記ぶり、批評精神・・・等々。もう流石、筒井康孝って感じの本です。


 筒井康孝氏の作品、多岐のジャンルに渡っていると思いますが、やはりらしいのは批判精神に溢れるパロディー?小説群だろうと想うのです。
 この小説で大学というシステムや学者を笑い飛ばし、”最後の喫煙者”では禁煙ファッショを笑い飛ばし、”銀嶺の果て”では老人問題とその周辺を皮肉り、”巨船ベラス・レトラス”では出版会を皮肉り・・・。
 パンクと言うか、ロックと言うか・・・。
 関西人の血ですかね・・・。


 どちらにしろこうした作者や作品を楽しめる人が多いのは、良い事の様な気がしますね。
 そうした意味でも、彼を一時断筆に追い込んだ時代と言うかその空気と言うか(マスコミの所為も有るのかも知れませんが・・・)・・・・・面白く無いと感じますね・・・。


 それはそれてして、お気に入りの一冊です。
 
 ところで昨今の学生さん、こんな本、読んでいるのでしょうかね・・・?


 

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2010/12
25
[ #252 ]

クリスマス・エアロ

 先日、行きつけのアスレチッククラブのスタジオでの”クリスマスプログラム”なる物に参加してみました。
 エアロビクス・ダンスのプログラムで、70分のレッスンを2本です。

 合計140分の運動、いい年して良くやるね~等と言われそうですが・・・。



 1本目は”ZUMBA”なるプログラムで、私としては初体験。ラテンダンスの要素を取り入れたエアロビクスダンスといった感じです。
 しかし思った以上にハード、私が初体験で馴れない所為も有る故かもしれませんが70分がかなりきつかったかも知れません。
 初めてのプログラム、先が読み辛い故に手抜きが出来ないというか、初めから終わりまで全力・・・といった感じになるのです。また、インストラクターさんの癖も解りませんしね。


 そこから10分のインターバルを置いて2本目。
 これは、ごく当たり前のエアロビクスダンス。
 しかし途中から1本目の疲れが足に・・・・。
 で、インストラクターの方には申し訳無いのですが、後半30分位は流し気味にさせていただきました・・・。夜の営業が控えておりますもので・・・。

 それと替えのウエアを持っていなかったのは失敗かも・・・(まあ、10分のインターバルで着替えが可能かは疑問ですが・・・)。 汗っかきの私・・・。足元が汗で滑りそうで・・・・(これも、流し気味になった理由の一つ・・・)。

 しかしたまにこうした無茶をするのは楽しいです。”無理に成らない範囲の無茶”好きですね。
 (20代の体力に60代の分別が目標・・・等と嘯いてもおりますし・・・自分の体力の確認の為にも・・・・)

 これからもたまには死なない程度の無茶はやって行きたいと想います。
 

 

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