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なかた美術館 他 |
先ずはこちら・・・・。

尾道は千光寺公園。
桜は木によって開花具合が異なりますが、美術館下のこの枝垂桜は見事満開。
また今年は3月後半の気温がやや低めだった為か椿の花が未だ咲き残っておりまして、桜と椿の花が同時に愛でれるという不思議な状況。
こんな感じで・・・・。

因みに美術館の特別展示はこちら・・・・。

「猫まみれ展」
浮世絵に描かれた猫のコレクションなのですがこの展示は以前他の美術館で鑑賞しておりますのでミュージアムショップを少々覗かせていただくだけとして、雪洞の俳句などを楽しみながらの公園内散策をメインとさせていただきました。
ほんとポカポカ陽気で心地よかったです。
それからこの日の主目的であるこちらの展示に移動。

なかた美術館の特別展、「フランスの画家たち エコール・ド・パリを中心に」

19世紀半ばから20世紀半ばに掛けてのパリを中心とした風俗や絵画に惹かれる物がある私としては出かけたくなる展示なのです。
といいますかこの”なかた美術館”けっこうお気に入りの美術館でして、こじんまりとした個人美術館なのですが雰囲気といい好きですね。
収集されている作品も方向がはっきりしておりまして、19世紀半ば以降のフランス絵画で、画題が薔薇の静物画と海辺のカフェー(&バー)を中心とした物。
薔薇の作品群は同じ画題という事で各作家の個性の違いがはっきりと観え楽しいです。
また海辺のカフェー等の作品群はなんと言いますか・・・・、思わずワインかリカールの水割り等を手元において海を眺めたく成りますね・・・・。
(といいますか一寸アルコールが欲しくなる作品が多いです、←何時もだろ・・・と突っ込まれそうですが)
今回の展示もそうした作品群を中心として、他にエコール・ド・パリの作家の作品が多く展示されていて楽しい展示でした。
作品解説の側に添えられている作家の台詞も楽しく、またそれ以上にこうした作品を間近にゆっくりと鑑賞できるのが嬉しかったですね。
鑑賞後、小腹が空いたので1Fのレストランで食事をとも思ったのですが、結構混んでいる様子でしたし(平日にも関わらず・・・・)第一夫婦していかにも単車で来ましたという服装・・・、レストランに入るには少々気が引ける面が強くこちらはまたの機会に・・・としました。
しかしこうした美術館&レストランがちゃんと成立しているのは流石尾道の底力ですかね?
こんな感じで、有意義な半日を過ごさせていただきました。
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