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2017/04
05
[ #923 ]

なかた美術館 他

 昨日は今年一番のポカポカ陽気という事でタンデムシートに連れ合いを乗せ一寸そこまで・・・。

 先ずはこちら・・・・。


    しだれ


 尾道は千光寺公園。

 桜は木によって開花具合が異なりますが、美術館下のこの枝垂桜は見事満開。

 
 また今年は3月後半の気温がやや低めだった為か椿の花が未だ咲き残っておりまして、桜と椿の花が同時に愛でれるという不思議な状況。


 こんな感じで・・・・。


    桜&椿



 因みに美術館の特別展示はこちら・・・・。


      猫まみれ


 「猫まみれ展」


 浮世絵に描かれた猫のコレクションなのですがこの展示は以前他の美術館で鑑賞しておりますのでミュージアムショップを少々覗かせていただくだけとして、雪洞の俳句などを楽しみながらの公園内散策をメインとさせていただきました。

 ほんとポカポカ陽気で心地よかったです。



 それからこの日の主目的であるこちらの展示に移動。


    006_20170405075918e6a.jpg

    
 なかた美術館の特別展、「フランスの画家たち エコール・ド・パリを中心に」

     なかた美術館


 19世紀半ばから20世紀半ばに掛けてのパリを中心とした風俗や絵画に惹かれる物がある私としては出かけたくなる展示なのです。
 といいますかこの”なかた美術館”けっこうお気に入りの美術館でして、こじんまりとした個人美術館なのですが雰囲気といい好きですね。

 収集されている作品も方向がはっきりしておりまして、19世紀半ば以降のフランス絵画で、画題が薔薇の静物画と海辺のカフェー(&バー)を中心とした物。

 薔薇の作品群は同じ画題という事で各作家の個性の違いがはっきりと観え楽しいです。
 また海辺のカフェー等の作品群はなんと言いますか・・・・、思わずワインかリカールの水割り等を手元において海を眺めたく成りますね・・・・。
 (といいますか一寸アルコールが欲しくなる作品が多いです、←何時もだろ・・・と突っ込まれそうですが)


 今回の展示もそうした作品群を中心として、他にエコール・ド・パリの作家の作品が多く展示されていて楽しい展示でした。

 作品解説の側に添えられている作家の台詞も楽しく、またそれ以上にこうした作品を間近にゆっくりと鑑賞できるのが嬉しかったですね。



 鑑賞後、小腹が空いたので1Fのレストランで食事をとも思ったのですが、結構混んでいる様子でしたし(平日にも関わらず・・・・)第一夫婦していかにも単車で来ましたという服装・・・、レストランに入るには少々気が引ける面が強くこちらはまたの機会に・・・としました。

 しかしこうした美術館&レストランがちゃんと成立しているのは流石尾道の底力ですかね?

 
 こんな感じで、有意義な半日を過ごさせていただきました。

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2017/04
07
[ #924 ]

広島市内にて

 一昨日は某インポーター様のワインの内見会(試飲会)の為広島市内に出向いておりました。

 
 またこちらの試飲会、こんなグラスが使用されるのですがこれが良いグラスで(個人的意見)、いっぱんのテイスティンググラスより美味しく感じれれる気がします。


  テイスティンググラス

 
 そんなこんなで、何はとまれ出品されているワインの殆どに口を付けさせていただき会場を後にしました(ありがたい事です)。


 それから天気も良いし、ポカポカ陽気で暖かいという事もありまして酔い覚ましがてらこちらを少しばかり散歩・・・・。


      川沿いの桜

 平和公園ですね。見ごろの桜が美しかったです。

 そこから昼食がわりにとワインバーに引っかかり(まだ飲むのか?)、さらに周辺を散策。


 先ず立ち寄ったのは浄国寺。此処にはこんな物があります。


      六地蔵

 六地蔵。

 このお地蔵さん、原爆で一体の首が切れて飛んでしまい行方不明になっていた物を奇特な方が見つけられ戦後再びこうして祭られる様になった物とか・・・。

 側にこのような碑があります。

     碑




 そこからさらに少しあるいてこちらの建物を愛でに・・・・。


    券番


 この建物は・・・・・。


           券番2




 先日廃業された”広島券番”の建物です。


 という事は今年まで広島市内にも芸妓さんがいらっしゃった訳ですね・・・・・。
 知りませんでした(うかつでした!)。

 しかし広島市内、花街のイメージが無かったのも事実ですよね。特に戦後は・・・・・。
 このあたり、舟入・土橋・小網町・堺町(旧地方町・西新町)周辺・・・・往時は遊郭地だった訳ですが原爆にて焼け野原になったわけでして、戦後にも券番が有ったとは実は知らなかったのです・・・・。


 閑話休題、そんなこんなでこの建物が解体される前に愛でさせていただいたという訳です。
 こうした建物、全国的に急速に無くなって来ていますしね・・・・・。




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2017/04
10
[ #925 ]

今年も無事に・・・

 今年も無事花見を実施することが出来ました。
 参加してくださった皆様ありがとう御座いました。

 花も見事に咲き誇り&雨にも降られずと良い花見となりました。
 やはりバカナリヤの客様の日ごろの行いが良い故ですかね?(あるいは今年も強力な晴れ男&晴れ女の方の参加があった故か?)


 因みに今日はその片付け。

 そしてこれが其の残骸。


 残骸


 

 ざっと数えて、
 ・日本酒が 1升ビンX2本、4合ビンX6本、2合ビンX3本。
 ・ワイン系が  発砲物5本、赤3本、白2本    
 他、モルトウイスキー2本、ウオッカ1本、ジントニック、カンパリソーダ、りカール水割り、ビール少々、etc・・・・・・。
 といった感じですかね。

 全てが空になった訳では無いですが結構な量だと思います。



 因みに現場の雰囲気は・・・・。


 雰囲気  雰囲気2



 今年で17年連続の開催、もはや恒例行事。来年も実施できれば嬉しいです。


 

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2017/04
14
[ #927 ]

初めてです (喜)

 先日運転免許の更新をしたのですが、初めてゴールド免許なる物を手にしました。

 

      ゴールド


 免許を取得してン十年、初めてです。
 記憶が定かでは無いのですが、確か過去に8回ほど免許停止処分をいただいた私としては感無量。

 確かに最近は安全運手に気を使った気もしますし・・・(流石に年齢と共におとなしくなったという事です)、もう5年間、何とかこれを続けたいものです。

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2017/04
18
[ #928 ]

何故本を読む・・・?

 先月の続きの様な話です・・・・。

 お客様から「マスターは本が好きなのですね云々・・・・、或いは何故本を読むのですか・・・?」といった様な事を言われる事もありますが・・・、基本的には子供の頃から癖で読んでいる様な物で取り立てて理由というものも無い訳なのです。
 が、確かに改めて考えてみますと・・・さあ何故でしょうね・・・。

 
 まあ、”面白いから読んでいる”というのが一番の理由でしょう。
 だからこそ余り面白いと思えない本は読まないわけでして・・・(例えばビジネス書の類とか)。

 また他にも色々と細かい理由は付けられる訳ですが・・・。
 例えば疑似体験が出来る。或いはフィクションやファンタジー物などは空想の世界に時を忘れられる・・・とか。

 唯、私個人としては、自分の知らない世界や自分と異なった考え方に触れることが出来るのがやはり楽しいといいますか面白いといいますか。
 そうして色々の考え方や知識や見方が自分の中に蓄積され、あるときそれらがリンクして更に違った見方が出来るようになる。
 これが快感なのですよね。

 加えて言えば、恐らく私という人間、認識欲求が強いのでしょう。
 自分の周辺や、今の時代等々を拠り深く認識したいという・・・・。

 これはもしかするとこれは私だけの話では無く、生き物の本能の様な物かも知れません。
 哺乳類、特にオスなんて、やはり状況認識の深さが生き残りに直結しそうですし、そうした本能の様な物はありそうに思えるのです。
 そして私は其の方法論として活字(本)が好みに合った、とまあそういった事なのでしょう。
 (其の割りに、上手に生きているとは思えないですが・・・ 笑 )



 なんて事を書きますとえらく硬い感じになるかも知れませんが、現実にはホント面白いから読んでいるだけでして。

 確か”文学”なる言葉(文学なんて言葉を使うからより硬いイメージになる気がしますよね)は、明治初期に”literature”を和訳しようとした際、”music”を”音楽(音を楽しむ)”と約したと同様に”文楽(文を楽しむ)”と訳そうとしたのですが、既に”文楽”という存在が有った故”文学”とした、何て話もありますし(明六社辺りか・・・・・)楽しく読むのが一番とおもっています。


 もっともそれ以上に、本は脳の栄養源とも思えますゆえ、腹がへった時に食べると同じように、脳が欲求不満に成った折に自然に読んでいるだけなのかも知れません。

 そうすると理由なんて要らないですよね(食事をすることに理由なんて要らない訳ですから)。

 そんな物かも知れません。


 

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2017/04
26
[ #930 ]

禁酒法?

 先日どこかで目にしたのですが、禁酒法案的な物が検討されているとか・・・。

 少し前から東京オリンピックに向けて飲食店等における、或いは室内空間全てにおける禁煙法的なものが検討されていて議論が続いているという報道はしばしば耳にしておりましたが、続いて禁酒(飲酒規制)法案何て事にになりますと・・・・、バーや飲み屋は生きていけなく成りそうでして、結構深刻な状況なのかも知れません・・・・。

 
 以前にも書いたこともありますが、此処三十年程の禁煙ムーヴメントといいますか嫌煙ファシズムといいますか・・・兎も角そういった風潮、実は少々怪しいといいますか問題といいますか。
 そうした事を思っている私としては更に禁酒法的な物が検討されているとなると何とも生き辛い世の中になりそうです。

 禁煙法(健康増進法)に対する違和感何て事をいまさら書いてもせん無いことですし(何だか最後は結局、”私は煙草のにおいが嫌いです!”なんて感情論が出てきそうですし・・・・)ここでは書きませんが、更に此処に飲酒規制法なんて話にエスカレートしますとやはり如何な物か・・・・と思わざるを得ない訳でして・・・・。


 そう禁酒法やそれに類する議論は古代から多く行われて来ましたが、それがある種イデオロギー的(或いは政治的)な様相を帯びたのはやはり19世紀の西洋社会。近代の幕開けとともに・・・・とも思えま。更に云えば禁欲を是とするプロテスタンティズムの成せる業といいますか、近代進歩主義のやり方といいますか・・・・。

 またそれ以前、ヨーロッパに煙草が持ち込まれた割と初期に禁煙論を声高に唱えた著名人といえばエリザベス1世と記憶しておりますが、彼女存在の歴史的背景を考えますとやはりね・・・といいますか。

 更に正に進歩主義を国是としていると思える米国の1920年代の禁酒法・・・・(これがもたらした物、成立背景、功罪・・・)。

 更にその後、禁酒禁煙を強く唱えた著名人としては、何と言っても”A=ヒトラー”。
 ナチズム自体”国家社会主義”を謳っている訳ですからいわば進歩主義の延長線上にある訳ですし、またそこに強く溶出している優生学自体が正に近代進歩主義の典型とも思えますしね・・・。

 (そういえば学校教材にヒトラーの”マインカンプ”の使用の許可が閣議決定されたとか・・・・、これも煙草・酒の規制法案と同一メンタリティーの上にありそうで・・・・、気持ち悪いですな。)

 そうヒトラーが禁煙を推進した背景には優生学的思想が強く影響していますが、これの基になったのは所謂”ダーウィニズム”。 
 言ってみれば優生学という物は人類をより優秀な種に進化させようといった物でしょうが、言い換えれば”優秀で無い者は抹殺しても良い”という思想ですよね?そして其の基と成ったのがダーウィニズムの”弱肉強食”の理論。
 詰まり弱い物は食い殺されて当然・・・・という思想ですよね。
 もっと砕けた言言い方をすれば・・・・”勝てば官軍、儲けた者勝ち”という思想ですよね。

 いっちゃわるいけど、はっきり云って下品じゃないですか?

 
 やはり日本人としては(特に瀬戸内で育った私の様な人間からすると)平家物語にある・・・”祇園精舎の鐘の音、盛者必衰の理を表しけむ・・・”(諸行無常)という見方こそ日本的と思えますし、また惹かれる訳でして・・・・。

 また、違う言い方をすれば健康増進法(禁煙法)や禁酒法案、個人の健康欲を煽るばかりでして、それこそ個人が健康であることは政府に対する義務なのか?と突っ込みたくなりますね。

 それにそもそもそれらの議論には、酒・煙草といった嗜好品の持つ社交ツールとしての側面・文化面がそっくり抜け落ちている気がしている訳でして。

 社交、詰まり人と人との社会的交わりの助けとなる存在。知らない者同士が仲良くする助けとなる道具。
 酒や煙草には本来そうした役割、側面が強くあった訳ですが(故に古くは商家の店先には必ず煙草盆が備えられていた訳ですし、ハレの日の酒宴もそうしたものでしょう・・・)、翻って禁煙が声高に叫ばれる様になった頃から、世の中がギスギスして来たといいますか、会話がディベート的で優しく無くなって来たといいますか、下品に成ってきたといいますか・・・・。

 結局、禁煙や禁酒が声高に叫ばれるほど、個人個人の争いが増える気がするのですよね。
 
 或いは社会全体の争いも・・・・・。



 そうした面でも、禁酒とか禁煙(といった方向の行き過ぎた)思想、何だかね?とも思うわけです。

 特にバーは社交的空間ですから。
 カウンターの内側に立つ人間としてはやはり思うわけです。


 まあ相変わらずの戯言かも知れませんが・・・・。

 
 

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2017/04
29
[ #931 ]

アメリカ第二次南北戦争

 先日図書館にてタイトルに惹かれ借り出した本なのですが、面白かったのです。


         アメリカ第二次南北戦争

 「アメリカ第二次南北戦争」   佐藤賢一


 
 
 佐藤賢一という作者というと、16世紀初頭のパリを舞台にした「カルチェ・ラタン」であるとか、トマ・アレクサンドル・デュマを主人公とした「黒い悪魔」とか・・・・兎も角ヨーロッパ(主としてフランス)を舞台とした歴史小説を書かれる作家というイメージが強く、またそこが好きだった訳ですがこうした作品も書かれるのですね。

 それらはヨーロッパ史を中心にした歴史小説ということで、全体的に固めのテーマの小説が多い作家さんと思っていたのですが、この作品は兎も角”軽妙”といいますか。これがまた面白いのです(まあ他の作品にもその片鱗は感じられておりましたが・・)。少々の驚きと共に楽しく読ませていただきました。


 閑話休題、内容はといいますとタイトルの通りでアメリカで第二次南北戦争が起こった、という舞台設定の現代小説といいますか近未来小説ですが、雑誌に連載が開始されたのが2004年で舞台が2016年ですから、そこはやはり近未来(SF)小説という事になるのでしょう。
 そして今は2017年、(当然?)未だ第二次南北戦争は起こってない訳でして・・・・・笑 。

 そうSF物ってそういった事に成りやすいですよね・・・、来てしまった現在との齟齬が多々出来てしまうという・・・。
 特に昭和の後半に書かれた物などは、車が空を飛んでいるのに街のいたるところに公衆電話が健在だったり・・・・(そういえば2001年宇宙の旅も15年以上過ぎてしまいましたね)。

 当然この小説も戦争に至る直前のアメリカの社会風潮等、過ぎてしまった現実とは異なるところが多い訳ですが、しかしこれが余り気にならないといいますか、反って面白いといいますか。

 以前にも書いた記憶があるのですが、SF小説という物、舞台装置に縛られず著者が書きたいことを書けるという特徴があるように思いますし、この作品は特にそのような気がします。

 普段歴史小説しか書かない著者があえて書いた近未来小説。


 ではこの作品で著者は何を書いているのか?或いは何を書きたかったのか?
 端的に云えばアメリカそのものといいますか、アメリカというキーワード、或いはアメリカという思想・宗教・・・・まあそういったものでしょう。

 さらにありていに言えば、著者の嫌米感が行間に・・・・・。そしてこれが面白いのです。
 (個人的にはアメリカ政府が成してきた事を更に辛らつに描いていただいても良い気もしますが、娯楽小説としてはこの辺りが妥当なのかもしれませんね・・・・)

 はい、見事私好みで楽しく読める小説、見事な娯楽小説に仕上がっている印象です。


 特にここ半月程は東アジア(北朝鮮)情勢が緊迫気味ですし、少し古い小説ですが今の時期に読むとさらに楽しさが増すお勧めの小説です。

 もっとも米国万歳教的メンタリティーの方にはお勧めし辛いかな?いや、本当はそういった方にお勧めしたい?
 

 兎も角、今という時代にお勧めの小説ですね。


 

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