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2017/10
06
[ #970 ]

筑前琵琶

 ”筑前琵琶”の演奏を聴いて来ました。新たに開園した仙石庭園の開園感謝観月会です。

 仙石庭園、存在は以前から知っていましたがこの度正式に開園となった事を聞き及び先月辺りからしばしば訪れていたのですが、十五夜(当日は旧暦八月十五日でした)の月の下、琵琶の演奏が行われると聞き及びいそいそと出かけた訳です。



    004.jpg



 当日は見事に晴れ渡り美しい月の光、その下での琵琶の演奏。
 良かったです。



 北風が強くマイクがその音を拾ったりと、で・・・どうなるか?等といらぬ心配などもしたのですが杞憂でした。
 といいますかその風の音や周りの風景・雰囲気、青く冴え渡る月、これらのが演目の”敦盛”に見事マッチし・・・、侘び感満点・・・。
 兎にも角にも演者の奥村旭翠氏の見事な琵琶の音色とともに、震える程でした。


  琵琶


 唯私、防寒対策を忘れていまして・・・・これはこれで寒さにも震えてしまいました。


 当日はえらく冷え込み(まあ故に月が冴え渡って呉れたのでしょうが)、そこに結構な北風・・・・、それもあり、また仕事も有りということで途中退席となってしまいましたが、良かったです。

 もし次があるのであればしっかりと防寒対策をして出かけたいですね。

 
 
 といいますかこの仙石庭園、自宅から遠くないので機会をみてしばしばお邪魔させていただこうと想っております。
 (もうすぐ紅葉シーズンでもありますし)

 近所にこの様な庭が開園しありがたいです。

 
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2017/10
10
[ #971 ]

酒まつり限定?

 先日の土曜日と日曜日、東広島西条駅前地区は地区の一大イベント”酒まつり”でした。

 公式発表では2日間で25万人の人出だったとか・・・。ただ個人的には昨年等に比べ人出は少々少なかったのでは?という印象。特に土曜日は昼前に激しい雷雨もありましたしね。

 私の店も土曜日は例年より静かでした。
 まあ、基本的に普段どおりの営業の仕方しかしませんし、普段との違いは明るい内から看板に灯を点すだけですからね・・・。




 そういえば今年は一つだけ酒まつり限定の事をしてみました。

 それは入り口の立て看板。





 酒まつりの2日間はこんな仕様にしておりました。


 酒まつり看板



 こんな事をするからお客様が少なかったのかも知れません・・・ (笑) (馴染みのお客様には受けたのですが・・・・・)

 何はとまれ、昨日から普段通りに戻っています。 
 そして今後とも宜しくお願い致します。


 

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2017/10
12
[ #972 ]

少し似ている様な・・・

 衆議院選挙が告示され選挙期間に入りましたが、これまでの選挙に比べそれ程選挙カーの声が耳に付かないような・・・。
 
 それはさて置き、別に政治の事を書こうという訳では無いのです。ただ少し前から、21世紀にとなったこの十数年の雰囲気が大正から昭和初期の社会風潮に似ているのでは?と想うことが結構あり、其の辺りの事を思いつくまま少しばかり記してみたくなったのです。


 大正から昭和初期といいますか、20世紀初頭の数十年とこの十数年が少しばかり似通っているかもしれない?と想ったのは何時頃からかは判りませんが、もしかすると東北の震災から東京オリンピック誘致決定の流れの頃からかも知れません。

 そう、2011年の東北の震災が1923(大正12)年の関東大震災に、2020に予定されている東京オリンピックが中止となった1940(昭和15)年の東京オリンピックに対応しそう・・・等と漠然想ったあたりからです。

 しかしそうした想いで当時の社会風潮等を観ますと確かに此処最近の雰囲気、当時と似ている様に益々思えるようになった訳でして・・・・。
 例えば当時、船旅のブームというのがあったのです、各海運会社が客船等就航させ船旅を奨励していた訳です。そして此処最近もクルーズブームの様な物が明らかに有りますよね?
 また当時、瀬戸内海地区が国立公園と指定され(世界基準の自然公園等と宣伝され)それに伴い観光やリゾートブームが起こる訳ですが、またそれに伴い山登り等も流行する。これも此処最近の世界遺産指定による観光奨励や山ガールの言葉等に代表される登山ブームがそれに当たる気がします・・・。
 また当時各地で博覧会が盛んに開催されある種のブームともいえそうな風潮でもあったのですが、最近のOOフェスとの各種イベントも似た空気を感じるのですよね。

 更に言えば、第一次大戦による好景気は、昭和末期のバブル景気に。その後の不況はバブル崩壊に・・・と。

 そして更に、都市部と地方(当時特に東北辺りの農村)との格差拡大が深刻な状況となり社会問題となる。これも同様に・・・、限界集落なんて言葉が生まれるくらいですから。
 またこの問題は昭和初期の不作と重なり、多くの女性が身売りされ娼妓・芸者・酌婦といった風俗嬢となる(恐らく昭和初期が我が国でそうした女性が最も多かった時期でしょう)。
 これに関しては現代とは違うのでは?といわれそうですが、ある種の女性アイドルグループの売り方等見ていると、遊郭の商売の仕方と似ている気がして仕方ないですし、”JKビジネス”なんて言葉が生み出されるくらいですから似た風潮とも思えそうです。

 また、大戦景気や関東大震災からの復興景気は、成金と同時に都市部の貧困層を生み出しましたし、これも最近、格差の拡大が言われていますよね・・・・。

 またこれは原因とも結果とも言えそうですが、当時を”大正ロマン”といった言葉で表現することもあります、この”ロマン(主義)”言ってみれば本来は”科学技術が発達すれば不可能は無い”といった科学万能論に根ざした楽天主義とも言えそうで、これは現代の”AIブーム”にも似た風潮を感じさせられますし。また”昭和モダン”の風潮も、言ってみれば兎に角新しいものが良い、或いは”科学技術”発展=無条件に良いといった風潮とも想えこれも同様・・・・・。

 更に政府債務残高の増大も・・・・。

 また地域の自治会の法人化云々といった流れも、明治末の地方改良事業と似た空気を感じさせる気がしたり・・・・。



 おまけに言えば、北朝鮮に対する経済封鎖といった報道も何となくですが、当時のABCD包囲網といったものを思い出したり・・・・。

 (こうなると殆ど私の妄想か・・・・?  笑 )
 

 まあそれはさておき、1940年の東京オリンピック中止決定の後何が起こったかというと、いわずと知れた”先の大戦”な訳です・・・・・。


 最も其の前に1940年秋に大政翼賛会の結成なんてのが有ったり・・・・。





 この選挙の後、そうならないで欲しいな、とは想うのですが・・・・・。

 ちょっと思いついたので記してみました。

 

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2017/10
15
[ #973 ]

佐野繁次郎展


 8月に”東郷青児 展”を観にいった事は以前記しましたが、先日は東広島市内で開催されております”佐野繁次朗 展”を観てまいりました。


   佐野繁次郎


 場所は西条町土与丸にあります”アシダ画廊”様。

 
 

 会場の雰囲気はこんな感じで・・・。


   アシダ画廊



 彫刻作品から、油絵、デッサンの小品、氏が装画を描かれた各種書籍・・、他関連資料等々・・・。
 想った以上の点数が展示されておりまして・・・・西条でこんな物が観れるという事に先ずは感謝ですね。


 佐野繁次朗、個人的には”昭和モダニズム”をある面体現されている作家というイメージ。

 モダニズムとは何ぞや?何て話はさておき、昭和初期から、高度成長期辺りにかけての雰囲気や社会風潮といった事も想像できる展示という印象でした。

 

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2017/10
18
[ #974 ]

エルネスト

 昨日、某ワインインポーター様の試飲会の為広島市内に出ていたのですが、折角市内まで出張るのであればと映画も一本観て着ました。久々の映画館です。

 観ました映画はこちら・・・・、


         エルネスト


 「エルネスト」    場所はサロンシネマです。

 
 日系ボリビア人、”フレディー=前村(作戦時名エルネスト=メディコ)”を描いた作品です。
 因みに”エルネスト”なる作戦時名は”エルネスト=チェ=ゲバラ”が名付けたとか。
 今年がゲバラと前村、両氏の没後50年という事で制作された映画という事の様です。


 感想ですが、坦々とした描き方の中に迫力と雰囲気をかんじさせて呉れる私好みの映画でしたね。

 また主演のオダギリジョー氏の演技というか存在感というか雰囲気というか、登場時から日本人というよりも”いかにも日系ラテンアメリカン”といった感じで、台詞のスペイン語も見事といいますか・・・・(まあ彼のスペイン語がネイティヴから聴いてどうなのか私には判断付きませんが)。

 また映画のスタートがゲバラ氏の広島訪問から始まるのも驚きといいますか(広島の人間なら一度は観ても・・・等と想ったり・・・・ )。
 そう没後50年という事で、ゲバラ氏に対する色々な再評価もされている様ですが、広島訪問といった行動も含めその存在や影響といった事を考えるのも良いのかとも想ったり。

 そうした意味でも観て良かった映画でしたね。


 また、映画の中で”ゲバラ”氏が”自由”という言葉を多く使っているのですがこの自由という言葉、結構捕らえ方が無難しいというか、多様過ぎるといいますか。

 自由を標榜する米国が一方でラテンアメリカの国々を経済的植民地化し、そこでの人々が当たり前に生活する”自由”を奪っているという事実、そしてラテンアメリカの庶民の”自由意思”に基づいた生活・・・云々といった意味で使われている訳でしょうが、どちらかというと私としてはゲバラ氏がどこかで言ったといわれる「農民の悦楽」といった言葉の方がしっくり来る気も・・・・。

 日本風に言えば「民のかまど・・・・」といった感じで・・・・。

 蛇足ながら、この”民のかまど”満たすのが実は保守なのかとも想ったり・・・・。

 というのもこの映画を観てもう一つ思い出したのが、広島県出身の国会議員”亀井静香”氏がこの度政界を引退されると発表された事。

 確か氏の尊敬する政治家の一人が”エルネスト=チェ=ゲバラ”氏だった筈(確かもう一人が”大塩平八郎”だったと・・・)。
 そうした保守観を持たれていた政治家の方が引退されるのも、また時代の流れかと・・・・・。


 閑話休題、好きなタイプの映画でした。

 

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2017/10
22
[ #975 ]

無言館

 呉市立美術館で開催中の特別展を観て参りました。
 
現在開催中の特別展は・・・。


     無言館

 ”無言館”です。


 長野県に在る美術館”無言館”の収蔵品の展示ということですね。
 この”無言館”、戦前から戦中にかけ画学生であったり、画家をされていた方で動員や召集等で戦地に行かれなくなられた方々の遺作を収集展示されている美術館だそうで、当日もそうした作品が多く拝見できました。

 
 
 基本的に往時が学生だったり画家を目指されていた方々の作品が多いという事で、作者の個性や作品の手法云々や芸術性といった一般の展示会的な拝見の仕方とは違った鑑賞の雰囲気となったきがします(もっともも既に画家として名を方の作品もありました)。

 そしてまた遺作であり出征前の作品ですので、戦争体験の影響の有る作品や、戦地そのものを描いた作品は基本的に無い訳でして、そうした戦争体験から来るであろうと想われる雰囲気(ある種の暗さ・・・?)という物は感じられない訳ですが、それがまたかえって何かを感じさせて呉れる気もした訳です。
 (絵手紙等は戦地から家族に送られたものも多かったですが、それらはそれらで書かれている文章とともに考えさせられる物も多かった気もします、その他資料も含め)


 また今回は無言館の収蔵作品以外に竹原出身の画学生”手島守之輔”氏(招聘の後20年8月6日広島市で死去)の作品や関連資料、及び彼の友人であり戦後も画家として作品を残されている”荻太郎”氏の作品2点(呉れ市立美術館の収蔵品?)も展示されておりました。
 この荻氏の作品2点が恐らく当日展示されていた作品の中で唯一戦後に描かれた物と想われますが、やはりそこには戦争を体験された方の作品ゆえの空気という物を強く感じました。

 またそれらを観て思い出したのが拙店開店当初にしばしば店を訪れて下さったお客様。

 この方は先の大戦に従軍され南方に行かれていた方なのですが(実は当時の細かい事はあまり語っていただけずそれくらいしか判らないのです・・・・、まあ実際に従軍され前線に行かれた方、往々にしてそうしたものでしょう・・・)、その後絵を描かれており、何作品か拝見させていただいたり一時期店にも飾らせていただいたりもしたのです。
 その方の描かれる作品、かなり前衛的な手法も使われているのですが、その中にどうしようもないある種の暗さとか重さを感じさせられるものでした。

 そう、実際に前線で戦争を体験された方の漂わされる雰囲気といいますか空気といいますか・・・・・、或いは幼少期であれ戦争を体験され記憶に残されている方々の空気といいますか。
 確かに有ると思えるのですよね。
 それに比し戦争を知らない世代(勿論私もそうですが)の軽薄さといいますか・・・・少し危うい気もしたり・・・・・。

 そんな事を想ったりしましたね。




 追記


 しかし思うに、この無言館に展示されている作品、どれも作者の才能を感じさせれれる物に想えます。

 そうした才能あふれる多くの若者が先の大戦で海の藻屑や大陸の土、南方の島々の土と帰された訳ですよね。また、こうした絵の才能だけでなく、特に特攻隊員なんて運動能力や体力知力ともに優れる才能有る若者であり、故郷(=くに)の為自らの命を投げ出す利他的精神をも持った方々だった訳ですよね。

 またそれ以外にも、戦闘機にしろ軍用艦にしろ、その他多くの資材にしろ当事の日本人が精魂こめて作り出した物だったわけですが、それらも海の藻屑に、或いは大陸や南方の土と化した訳ですよね。また都市部の家屋やインフラも灰燼と帰し・・・・。

 なんというか、壮大な”蕩尽”とも想えたりもします。

 もかするとこの”蕩尽”こそを目的として先の大戦は起こされたのでは? 等とフッと想ったり・・・・。

 まあ私得意の妄想ではありましょうが・・・・・。

 

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2017/10
29
[ #977 ]

三次辺りへ

 先日は久々の快晴。ということで秋晴れの空に誘われ少しばかり連れ合いとドライブに・・・。

 向かったのは三次市辺り。

 先ず車を停めたのはこちら。


 歴史民俗資料館

 三次風土記の丘。


 こちらに在ります”歴史民俗資料館”の特別展示を眺めてやろうという魂胆です。
 
この日の特別展示はこちら・・・・。


 焼き物

 「やきもの日本縦断」と銘打たれた展示。


 個人的にはそのタイトルから日本各地の窯の歴史や作品を展示してあるのか?と勝手に想って訪れたのですが、それとは少々異なり坂口氏という個人コレクターが蒐集された”湯のみ茶碗(及びその周辺)”の展示でした。


 しかしこれが結構面白かったのです(男性という生き物の蒐集癖という物を実感させられるといいますか 笑 )。

 大正から昭和初期、鉄道や旅客船航路の発達等々に拠りある種の旅行ブームが起こるのですが、そうした旅行先で買い求められた、いわばお土産品的”湯呑み”が主体なのですよね。

 そう日本の焼き物、古くからの窯もありますが、秀吉の唐入りで連れて来られた陶工により有田辺りの陶磁器が発達、その後江戸期に入り各地の藩主が陶工を招いて地元に窯を開いたり・・・(これも江戸初期、中期、後期と波もありそうです・・・・)。そして維新後は輸出品としての需要拡大や、殖産興業発展の要請で開かれたり。更に明治後期から大正・昭和初期にかけ各地のみやげ物や特産品として造られたり、或いは衰退したり・・・と。

 そして今回の展示それら湯呑みがある種、わけ隔てなく集められており楽しかったですね(みやげ物中心というのがまた!)。

 
 
 次に向かったのはこちら、


 はらみちお美術館

 はらみちお美術館。


 広島在住の脳性まひの作家、はらみちお氏の作品を収蔵展示してある美術館です。

 この日の特別展示は・・・・。


 どやねこ
 
 ”100匹のどやねこ”


 

 さらにそこから移動し、三良坂平和美術館に・・・・・


 三良坂平和美術館


 こちらの特別展示は・・・・・


 はしもとみお

 はしもとみお氏の動物肖像彫刻


 また猫?


 いえいえ、猫以外の動物の作品もあります。


 つき

 こんな感じで・・・・。



 と、この日は三箇所をはしご、芸術の秋という訳では無いのですがちょっとそんな気分なのかも知れません。


 

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