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2018/07
03
[ #1035 ]

今年の散策・・・

 今年も少しばかりリフレッシュ休暇といいますか、少々お休みをいただき色々と散策してまいりました(台下冷蔵庫も壊れてしまったし・・・・とか?)。
 周って来たのは兵庫津周辺~海雲台~旧沖之村(常盤)遊郭跡周辺&鶴丸城址・・・といったところです。

 
 先ず最初の目的地は兵庫津周辺・・・今で言う神戸市兵庫区ですね・・・・。
 
 この神戸市兵庫区の海際、古くからの重要な港町でして(今の神戸港は幕末以降の発展の印象が深いです)、古くは遣唐使、日宋貿易、日明貿易、北前舟、朝鮮通信士・・・等々の寄港地として名の挙がる場所、また平安末期には清盛が都を築こうとしたりと・・・・兎も角、日本史において重要な港町なのです(その割りに影が薄い印象も)。

 明治半ば以降に全国に鉄道網が普及するまでは海運(水運)が重要な輸送手段でして、人・物・情報といったものが水の上を移動していた訳です(最も最近では鉄道インフラも新幹線と都市部以外は見捨てられ気味ですが)。
 そしてこの兵庫の港(兵庫津・兵庫の関)はその中でも都に近く重要な場所、それ故に清盛も都を築こうとしたりした場所。
 また清盛といいますと、私の生まれ育った広島の瀬戸内とも関連深く音戸の瀬戸や厳島神社と関わりは直ぐに思い浮かびますし、まあその辺りも含め一度訪れてみたかったのです。


 そしてこれが兵庫の清盛像

 清盛像

 
 晩年の剃髪後のお姿ですね。この像があります住吉神社周辺に往時に関連するものが多く残され、また清盛の存在感が強いです。
 広島の清盛像、どちらかというと未だ若かりし頃といいますか上り調子の頃、対して兵庫は晩年の清盛を・・・という印象です。

 
 また運河付近に到着しますと、至る所にこのような幟が・・・・。

   幟


 知らなかったのですが、明治期に造られた兵庫運河を中心とした遺構が日本遺産として登録されたという事なのでしょうね。
 そういえば私が店をさせていただいている東広島の西条駅前の酒蔵が密集している地域も確か・・・・(もしかするとこの日本遺産、明治の近代産業遺構中心なのですかね?個人的には江戸以前が日本らしい気がするのですが・・・)。


 少々再開発され過ぎというきらいもありますが確かに雰囲気はあります。

 水門 1  水門 2

 この二つの水門やこんな風景

 兵庫運河



 で、私としてはこの写真に小さく写っている紅い橋にやはり惹かれる訳で・・・・。

 その橋、


 新川橋


 新川橋を南に渡った周辺、往時は新川遊郭として賑わった場所です。

 もっとも現在では再開発が進み当時の面影は全くといっていい程残っていませんが・・・・、


 新川 建物

 しいて言えばこの建物が一寸雰囲気でしたかね・・・。

 しかしこれら(遊郭の存在)もわが国近代の一つの側面ですしね、そうした存在を保全しても・・・と思うのは私だけでしょうかね?

 
 とまあこんな事を思いつつ兵庫運河周辺を散歩した後はそのまま北に歩き、新開地周辺へ・・・・。
 この”新開地”という地名、如何にもといった感で惹かれます。


 歩いて見ますと大衆演芸場が残っていたり・・・・。

 新開地劇場


 ドヤが残っていたり・・・・

 どや


 と、雰囲気です。

 まあ港近くは日雇い港湾労働者等々が必要とされる面もあり、こうした雰囲気ありますよね・・・・。
 


 で、其の新開地の直ぐ傍に旧福原遊郭跡がありまして・・・・、吉原・嶋原と並び、3原の一角を占めた著名な遊郭地、また多くの女性が働いていたことでも(洲崎等とともに)著名な場所。


 当然歩いて観ます・・・・。



 ここも空襲で焼けていますので古い建物は無いです。また、戦後直ぐの建物も少ないです。強いてあげればこのような旅館が数軒見受けられました。

 福原

 
 といいますか福原、しっかり現役の風俗街として存在しています。
 東京の吉原がマンション等に転換している場所が多かったり、歴史遺構的雰囲気を表に出そうとしていたりするの比べ現役感が強いです。


 福原 看板


 流石、関西ですか?



 とまあ神戸はこれ位で・・・・続いて(翌々日)こちらを訪れてみました・・・・。












 プサン



 反対から観ると・・・。

 プサン2



 完全に現役ですな・・・・。
 (因みに場所は海雲台、某所)


 夜はこんな風景になるのでしょう・・・・。
 
 ジオラマ


 このジオラマですが、タイトルは”金上等兵の休暇”とついていましてこちらに展示されていました。




 ラブランド

 
 済州ラブランドという場所です。


 済州島にありますテーマパークです。
 多くの現代アート作品が展示してあるテーマパークなのですが、テーマが”性”という事で・・・・・・まあいわば”秘宝館”な訳ですが(済州島、新婚旅行のメッカで温泉もあるということで・・・?)、基本的に作品は芸大の方が造られたらしく、結構アートしています。


 例えば・・・・。

 ラブランド3



 と同時に秘宝館ですから笑いを取ることも忘れず・・・・。

 ラブランド2



 元々春画の事を”笑い絵”とも言いますし、この手のものはおおらかに笑って鑑賞するのが一番ですね。
 はい、お勧めのテ-マパークです。



 そして更に次の日はこちら・・・・。

 思案橋


 旧沖之村遊郭傍の思案橋です。
 先の新川橋もそうですが、遊郭的空間、やはり川や橋が結界として存在するのがよいですね。
 場所は鹿児島・・・。

 ここも今は昔で、往時の建物は殆ど残っておりません。
 強いてあげれば・・・・。

 タイル  旅館  つれこみ


 唯、これらの建物が在る大通りの一本裏の通り、しっかり現役で明るいうちから黒服の男性がしっかり立たれていました(この辺が南国か?)


 とまあこんな感じで歩いて来ました。



 おっと、他、鶴丸城址も・・・。

 弾痕

 美しい石垣に壮絶な弾痕です。


 細かいことは店のカウンターででも・・・・。



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2018/07
08
[ #1036 ]

この度の豪雨災害

 この度の豪雨災害にて被災されましたる方々に心よりお見舞い申し上げます。
 また復興にご尽力されていらっしゃる皆様のご苦労お察しいたします。

 私はいちバーテンダー故、カウンターの内側にて来店下さる皆様をお待ちしもてなす事の他かないませんが、皆様が一日も早く平穏な日常を取り戻されること、切に祈っております。


 また日々の仕事や雑事を少しばかり忘れてみたいと思われる方、フラッとお寄りいただきカウンターに座っていただければければ、もしかするとそうしたことから少し離れた時間が過ごせるかも知れません。

 お待ちいたしております。

 店主

 

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2018/07
13
[ #1037 ]

豪雨災害から一週間

 この度の災害で亡くなられました方々の冥福をお祈りすると共に、ご家族の皆様にお悔やみ申し上げます。
  
        IMG_20180711_192401.jpg

 そして災害に遭われた皆様方にお見舞い申し上げます。 
 また災害現場にてご苦労されていらっしゃいます、自衛隊並びに消防隊員等の関係者の方々のご苦労、お察しいたします。

 
 私が店をさせていただいております東広島の西条駅前地区、目立った被害はそれ程無く災害から一週間がたち少しずつですが周りも落ち着きを取り戻しつつある様にも思われますが、被災地の方々は大変なご苦労をされている事とおもいます。

 またJRが運休中ということで駅前地区も何だか閑散としている様な気もします。


 また、普段あまり観ないTV等みましても今回の豪雨災害の被害の大きさに戦慄する思いがします。

 また東北震災の時も思ったのですが、災害地で暴動等起こるわけでもなく、パニックが惹起されるわけでも無く、被災者の皆様の淡々としたとも思える姿、日本らしいといいますか日本の良さといいますか・・・、そんな思いがうかびました。



 思えばここ数年、毎年の様に何かしらの災害に見舞われているようにも思えます。観測史上最高の降雨量・・・、といった言葉を毎年の様に耳にする気がします。

 そういえば各地の火山や地震もも活発化している様子です、地球自体がこうした極端な気象状況を生み出すサイクルに入ってのでしょうか? 
 そうした事を意識し無ければ成らない時期になったのかも知れません。



 そうした事を思うと少し気になったのが、少し前、たとえば昭和の時代等でしたらこうした災害が予想される状況下では、”災害特別番組”といったものが通常放送にかわって放送されていた記憶があるのです。しかしこの度はそうした放送が時期も遅く、量も少なかった印象(チャンネル数は増えているにもかかわらず)、もし早くからそうした事が行われていれば・・・という気持ちを持ちました。
 また災害発生後も同様、放送量も少なく、放送される地域も偏っていたり、遅かったり。
 (実際、呉や安浦、船木、沼田東、竹原、矢掛等々の地区の情報は初期は殆ど放送されなかった印象です)
 しかもすぐに通常の軽薄なバラエティー番組に切り替わったり・・・・。

 今後もこうした災害が起こる可能性が高いのであれば何か変わらなければ・・・という思いは強かったですね。


 まあマスコミに期待しても仕方ないのかも知れませんが、以前はもう少し違ったと思うわけです。


 少々愚痴っぽくなってしまいました。

 

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2018/07
24
[ #1039 ]

社交の酒のはなし 3 あるいは嗜好品としての酒

 前回、古代ギリシャのシュンポリオンで飲まれるワイン、あるいはそうした飲み方(ほろ酔い気分で少しばかり固着化した脳みそを緩めて会話をする)って、酒の近代的社交ツールとしてのあり様を良く表している・・・云々、といった事を書きましたが、もう少し時代が下り帝政ローマの頃になると、これまた違った飲み方がされるようになる様です。
 
 そうこの頃から、ワインの産地や醸造された年度等がすでに意識されるようになった様で・・・。
 早い話、何所何所産の何年もののワインが美味しいといった様な話題が酒宴で行われるようになった様子。
 (結構早いですうよね?)

 

 さらにいえば、どのワインにどんな食べ物をあわせると美味しいとかといった記述すら。
 つまりは酒宴での話題が酒それ自体と成り、酒やその周辺の事を話すこと自体が社交的行為となる訳です。

 これは現代多いですよね・・・、ワインバーやレストランでは当たり前に行われていたり、あるいは各種のバーのカウンターでも結構話題の中心となっていたり・・・・。


 唯こうした形の社交って、ちょっと難しいというかそうした面もありそうで・・・・。


 たとえば、どちらがより酒の味が判るか?とか、どちらがより酒の知識を持っているか?とか、どちらの意見ががより正しいとか・・・。まあ、そうした方向に行き過ぎると、何だかね・・・・?となりそうですよね。
 下手すると単なる知識自慢になりそうですし、更には口論とか、挙句の果てに人間関係にひびを入れるようなことになったりと・・・。
 それこそ何のための社交だ?となる訳でして・・・・。

 たまに見かけますよね?
 なんというか酒という物(物質)をひたすら語る様な飲み方・・・・。

 まあ、酒の場だけでなく、ひたすらブランド品について語るとか、どの店が美味しいとか美味しくないとか、あれが良いとか悪いとか・・・・。
 現代は一寸そうした方向に行き易い時代とも思えます・・・・。
 (言ってみれば物質語りといいますか・・・)
 
 更にいえばそうした情報が流布されたりそうした風潮が進むと、当然、ある種の高級ワイン等のランク付けとかブランド化とか高価格化等々、色々なことが起こる訳で・・・。
 そして世の中が物質中心主義に向かい過ぎるとそこには退廃が待っているといいますか・・・・。



 サテュリコンのトリマルキオンの饗宴の世界なんてある種そんな物でしょう。 
 成金の解放奴隷が世界中の珍味・美味・美酒を集め為政者を接待する。
 貴族等がひたすら美味と美酒と美女に溺れる・・・・。
 で帝国が衰退する・・・と。

 
 まあ、われわれ庶民にはあまり関係ないかもしれませんが・・・ 笑 。
 (いやそうでもないか? ある種のたとえば酒ブランド化した酒がえらく高価になってしまったり・・・。生活が苦しくなったり・・・・?)


 
 何だか相変わらず話が横道にそれていますが・・・・。
 いってみれば社交ツール(手段)であった酒が、目的化したともいえそうです。
 またもしかするとこのあたりが酒の嗜好品化の嚆矢かな?と思えたり・・・・。


 まあそういうことなのですが、確かに酒について色々と会話をしながら飲むのは楽しいですよね・・・。
 唯、あまり物質語りに向かいすぎると、オタク化といいますか(まあそれはそれで楽しいですが)色々問題も・・・。
 (もしかするとその辺りのバランスを取るというか、距離感を保つ為にオタクと呼ばれる人たちは他者を”お宅”という呼称で呼んだのでしょうかね?これも現場で生まれた知恵といいますか・・・、まあ、バー自体少しオタクっぽい空間とも言えそうですし・・・)


 社交という原点を外れないやり方で嗜好品といての酒の話しをする。
 中々難しそうです(或いは他の話題についても)。

 恐らくは、互いが同好の士として趣味の共通性を確認するというのが良さそうです。
 (まあこれも行き過ぎると閉鎖的村社会となりそうですが・・・、それもね)


 では嗜好品としての酒とどう付き合うのか・・・?
 長くなりましたのでまあその辺りは次回にでも・・・・・。


 

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