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2018/10
03
[ #1055 ]

最近読んだ本から

 此処のところ急に秋めいて来ましたがそのお陰かですかね?図書館で借り出す本の量が増えた気がします。
 その中から何冊か・・・・。

 先月多く読んだのが”八木澤高明”という方の本、ノンフィクション・ライターあるいはフォトジャーナリストといった動きをされている方の様です。
 読んだのは「娼婦から見た戦場 イラン ネパール タイ 韓国」 「色街遺産を歩く 消えた遊郭・赤線・青線・基地の町」 「マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅」 「日本殺人巡礼」  といったところ。


 殺人巡礼


 この著者の取材対象といますか興味を惹かれる存在は、 ・遊女 遊郭 ・戦場 ゲリラ兵 ・殺人現場  等 といった物で、言ってみれば所謂世間では良くない物、或いは無かった物として語られる事の少ないな物です。当然大手マスコミも殆ど報道されない(特に最近の日本のマスコミでは)存在。
 しかし故に、より人間という物の存在や社会・歴史といった物を深く考えさせられるものでもある訳でして・・・。

 そう、私が遊郭跡等をよく徘徊しているのも同様の理由、現代の社会において”無かった事にされている存在”。其処に視点を当てる事により違った物が見えて来るのですよね。それはマスコミ等で報道される一面的な見方に縛られない多面的な思考が出来るといいますか、隠されている物を意識する事により、現代(の歪み?)という物をより興味深く見ることが出来るといいますか・・・。

 例えば上に装丁をアップした本は幾つかのエポックメイキングな殺人事件の現場を巡り取材するといった内容ですが、それぞれの土地・地域の来歴といいますか、歴史や風土・地政学といったもの、言ってみれば土地の記憶の様なもの。それと事件当時の社会風潮等にも思いを馳せる事により、現代、或いは戦後日本というものの相貌を浮き上がらせようといった内容です。

 そう、この思考パターンといいますか遣り方・・・・。私も良くやるスタイルです。
 (といますかそのまんまともいえそうで)

 まあ故に数冊続けて読んでみた訳ですが、その印象は・・・・、


 此処まで志向(嗜好)が近いと・・・・、はい確かに面白いのですが何と言いますか同属嫌悪といいますか・・・。
 趣味が近過ぎるゆえにかえってその差異が気になる面が非常に強いのです。
 一寸した言い回しや著者の意見に引っかかるといいますか・・・・。
 文章自体にも・・・・。

 ただその中で上にアップした著作、最新作ゆえか文章等かなりこなれた印象、違和感無く読めましたゆえのアップです。
 (もしかすると殺人事件や現場を巡る趣味が私に無い為に思考の差異が気にならなかったのかも知れません)
 
 どちらにしろ著者の作品、外にもありそうですので可能であれば読んでみたいですね。
 


 あと、図書館で目に留まり借り出したこの本もある種似た傾向かも知れません。


 日航123便

日航123便 墜落の新事実 ー目撃者証言から真相に迫るー    青山透子


 
 この事故により多くの同僚を亡くされた元日航客室乗務員の女性の著された1123便墜落事故に関するルポルタージュ。
 基本的に目撃情報や公式発表等を積み上げ事故の真相に迫ろうという本です。

 そうこの事故もある種無かった事にされているといいますか、大本営発表以外の言説は公に語ることもタブー視されているといいますか、何所からとも無く”陰謀論”というレッテルが貼られる事象。

 
 この事故、30数年前の出来事ですが当時TVに噛り付いてみていた記憶があります。

 確か当日、お盆で田舎の家でだらだらと高校野球(所謂夏の甲子園、PLが話題だった年だった筈)を観、そのまま6時からのニュースをだらだらと見続けている際、確か7時前くらいに”日航機が行方不明”といったテロップが流れ・・・、そのまま報道特別番組的に7時のニュースに突入・・・・といった感じだったと記憶しております。


 そこで印象に残っているのが・・・・、7時過ぎだったか・・・・・。

 ”救助に向かった自衛隊員が何者かに射殺された”といった意のテロップが流れた事。

 松田勇作ではないですが”なんじゃこれは~~”と思った記憶が。

 その後7時半頃でしたか、画面に炎上する墜落機の様子が映し出され(米軍からの映像でした)・・・。
 ”あ~~、場所が特定出来、何はとまれこれで救出作業が・・・・・”と思ったところへ、何故か8時過ぎ位から、”墜落場所が特定出来ない”という報道に変り・・・・・。
 ”何言ってんだ、さっき映っていたじゃね~か” ”レーダーもろくに無い戦前じゃあるまいし・・・”
 と強く思った記憶も。
 (そして翌日からは、TV得意のひたすら情に訴えかける情緒的報道・・・・・・)

 
 そんな事を思い出しました。

 でこの本、基本的には色々の証言等を積み上げた硬派な本ですが、個人的にはそれでも少々情緒的記述が多い印象強いです・・・(仕方ないかもしれませんが)。

 唯どちらにしろ、大手マスコミ(大本営)発表では辻褄が合わない事象が多い事が色々と記してあります。
 (個人的には既知の事象も多かったです、そういえば事故から1年くらいは色々な見解もTV等で少しですが流れていた筈、それが後部隔壁が事故原因という事になって以降、異を唱える言説に対し”陰謀論”と呼ばれ始めた印象)


 どちらにしろ、一般に語られない視点を持つ事の大事さを感じる本を何冊か読んだ先月でした。



 追記

 そういえば、今回ノーベル賞を受賞された方も「教科書は信じるな」という意のコメントを発せられた様で・・・・。
 またそれを受け一昨年受賞された方は「型が出来て型破りが出来る、型が無ければ形無しである」というコメントを返されたようで・・・。


 わが意を得たりといいますか、ごもっともといいますか、流石といいますか、当たり前といいますか・・・・・。
 

 ますた

 
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2018/10
09
[ #1056 ]

2018 はしご酒

 今年も西条駅前商店街の”はしご酒”が開催されます。



   201はしご酒



 開催日は 11月7日(水曜日)



 昨年は諸事情により不参加とさせていただきましたが、今年は末席を汚させていただこうと思います。

 前売り券、フライヤー等、店に御座います。ご入用の方はおっしゃって下さい。

 宜しくお願い致します。


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2018/10
14
[ #1057 ]

田中美術館

 先日、岡山県井原市立の田中(でんちゅう)美術館に行って来ました。


   PA120894.jpg


 この前を走っていますR313はツーリング等でよく通る道、そのたびに気には成っていたのですが中々訪れる機会が無く、このたびが初の訪問です。
 この地に生を受けた彫刻家”平櫛田中”の作品の保存展示を主目的に造られた美術館です。

 この度の特別展示はこちら、


 PA140910.jpg


 情熱の日本画 「片岡球子」 展


 片岡球子の作品を生で鑑賞させていただくのは恐らく初めてということで、1Fの展示~2Fの展示とじっくりと観させていただいたのですが、迫力でした。

 球子氏の作品、戦前~戦後50年代~60年代~70年代~80年代・・・と、タッチや表現が変化するのですが、どの作品も人目で球子氏の作品とわかる存在感&迫力。

 眼福でした。


 そこから3Fの常設展、平櫛田中氏の作品も鑑賞。

 これも良かったです。

 彫刻作品、余り観る事が無いのですが、それでも氏の作品には惹かれましたね。

 
 そしてこのお二人とも百を超える長寿を全うされ、かつ晩年まで精力的に製作にいそしまれていた様子(あやかりたいものです)。

 珠子氏は齢80を前に始めて裸婦像に挑戦されたとか・・・・、そしてまたそれが魅力的で。
 田中氏の最晩年に造られた老婦人の彫刻もこれまた。

 
 やはりやりたい事をやって生きると年を取らないのですかね(勿論制作上の苦労はお有りだったのでしょうが・・・)

 或いは・探究心・好奇心・・・・・といったものを失わないのがその秘訣か・・・・?
 判りませんが・・・・。


 ホントそれはさて置き楽しませていただきました。


 また美術館自体も結構古い建物に見えましたが(近々建て替えとか)きれいに管理されている印象、これも嬉しかったのです。

 
 

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2018/10
16
[ #1058 ]

何はとまれ

 何はとまれ観て来ました。東広島で今話題のこの映画。


   恋のしずく


 感想等カウンターでの話題にさせていただくという事で、此処にはアップしないのです・・・。


 

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