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2019/03
28
[ #1094 ]

幸若舞曲絵画

 先の日曜日、久々に晴天という事もありガレージから単車を引っ張り出し・・・向かった先は廿日市市、厳島の向かいにあります”海の見える杜美術館”。
 久しぶりです。

 開催中の特別展示は


 旗


 「幸若舞曲と絵画」展

 所謂、幸若舞をテーマに描かれた各種絵画、絵巻物や屏風絵等の展示ですね。

 で、幸若舞曲。
 信長が出陣前に良く舞ったといわれる舞。
 「敦盛」



”  思へばこの世は常の住み家にあらず
 草葉に置くさら白露、水に宿る月よりなほあやし
 金谷に花を詠じ、栄花は先立って無常の風を誘はるる
 南楼の月を弄ぶ輩も、月野先立って有為の雲に隠れり
 人間五十年、化天(下天)のうちを比ぶれば夢幻の如くなり
 一度生を享け滅せぬもののあるべきか
 これを菩提の種と思ひ定めざらんは、口惜しかりき次第ぞ  ”


 ってやつ。

 といいますか・・・・まあ、私にはそれだけの知見しかない訳です・・・。


 で、知らない物ってやはり少しばかり惹かれるのですよね。
 更に屏風絵や絵巻物、何と言いますか”洛中洛外図”的で、これまた惹かれるものも・・・・そう、描かれた当時の社会風俗が魅力的といいますか、情報量が多いといいますか・・・・。

 で、いそいそと出かけた訳です。

 山陽道を一路西へ・・・大野ICで降り信号待ちで停まると・・・、ひ、膝が・・・・・。
 歳ですな・・・・。


 閑話休題、美術館に入り先ず見せていただいたのは受付近くの展示室。
 これが”香水瓶”の展示なのです(以前訪れた際には無かった記憶が、最近開設された展示室なのですかね?)。

 古代から現代までの香水瓶等、50点余りの展示。
 中々魅力的でした。
 個人的にはやはり18~19世紀の物に惹かれますね。


 で、メイン展示の幸若舞曲物。

 
 絵巻物等、文字数も多く・・・・。
 結構、目に堪えましたが、見ごたえありました。

 で、”幸若舞”

 鎌倉期辺りに成立し、平家物語等の戦をテーマにした物語を、語りと舞で表すものといった感じですかね?
 また、その底本(的なもの?)それ自体が読み物、物語、絵巻物としても成立していった・・・といった存在の様です。

 ただ、どうも江戸期に入った辺りから、より芸術性の高い”能”や、より娯楽性の高い”浄瑠璃”や”歌舞伎”に取って代わられ徐々に衰退、明治以降はほぼ完全に廃れてしまった存在・・・の様です。

 主要テーマは、義経物、源平物、曽我物、といったところで、これらは歌舞伎等に継承されて人気ですよね。

 また、九州に民間伝統芸能として残っている物の実写映像も流されておりまして(もちろん当時のものそのままかはわかりませんが・・・・)、興味深かったですね。
 (まあ、確かに能や歌舞伎等に押される理由も分かりそうな・・・・)

 
 何はとまれ楽しませていただきました。


 



 追記


 しかし相変わらず迫力ある外観の美術館ですな。


 建物



 

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