2008/12
21
[ #15 ]

 雑考 3  リカール

 ”リカール”という酒が有ります。
 ピーター・メイル著のエッセイ ”プロヴァンスの12ヶ月”等で紹介されたり致しましたので、ご存知の方も多い酒では無いかと思います。
 私の好きな酒の一つです。

 



 まあ、とはいっても年中飲んでいるといった好き加減ではなく、暖かい日にちょっとお洋風の弁当でも持って、太陽の下で食べようかな?等と考えた時に持って行きたい酒です。
 ついでに言えば、その場所が海の存在を意識出来る場所で、手元にペタンクの道具一式が有れば文句なしです。 そんな時に薄めの水割りかソーダ割りで飲りたい、そんな酒です。


 また、私がリカールで思い出すのが今年の五月、パリ・シャルルドゴール空港で、
 ”空港内とはいえフランスの地に足を踏み入れたからにはリカールを飲まなければ立派な酒飲みには成れない!”
 などと、カフェにてリカールを飲んで、しっかり、乗り継ぎの飛行機に乗り遅れてしまった事ですね。その時私の頭の中は、水で割ったリカールのごとく真っ白に・・・(成った?)。
 

 更にもう一つ思い出すのは、この酒を1932年に創製したポール・リカール氏が、確か1970年、南仏に造ったポール・リカール・サーキットです。
 現地に行ったことは無いのですが、テレビ画面を通してでも感じられる南仏の陽光、美しい縁石の色、F1開催サーキット随一の長さを誇るミストラルストレート<日本でF1がはやった80年代後半で1.6km、それ以前のロングコース時代はなんと約3km>。

 特にF1開催最後の年となった1990年のレースの印象が強いです。
 勝ったのはフェラーリに乗るアラン・プロストですが、二位となったレイトンハウス・マーチ・ジャッドのイヴァン・カペリ。
 1968年にF1にウィングが登場していらい、空力の重要性は年々増すのですが、路面が比較的フラットで、ストレートが長く、高速コーナーの多いポールリカールの特徴にマッチしたレイトンハウスの車が、非力なエンジン、チーム力等のハンデを乗り越え、空力のみでトップ争いが出来たレース。
 空力デザイナーという職業に光が当たりエイドリアン・ニューウエイの力が証明されたレース。それを演出した空力サーキットのポールリカール。

 こんな面白く美しいサーキットがフランス国内政治の力関係で見れなくなったのは、本当に寂しいです。二輪のGPもル・マンに移り今では見れないですし・・・。もし、もう一度見れるのであれば、是非ともリカールの水割り片手にTVの前に陣取りたい私です・・・。

            ちなみにリカール

   ますた
 

スポンサーサイト

タグ :   ヨーロッパ  /    /   スポーツ  /    /

しりとり雑考CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © ますた [バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し] All rights reserved.

≪   雑考4  瑠璃色   |   首都高  ≫
COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :