2010/03
21
[ #151 ]

 雑考30  プライド

 ”プライド”なる言葉が少々苦手なのです。出来うる事ならば、あまり耳にしたくないと思う言葉です。

 何故なのか・・・。



 プライドなる言葉・・・、日本語に訳すと、誇り、自尊心、自惚れ・・・etc。と訳せると想うのですが、となると、しばしば耳にする・・・
・(僕の)プライドが傷ついた・・・。   とか、  ・僕にもプライドが有る・・・。
 の言い回しに当てはめるとみると何だか凄く恥ずかしいですよね・・・。

 ”誇り”なんて自分で口にする言葉では無い気がしますし。”自尊心”って、分だけがいと思う。でしょう。また、同じような言葉に”選民意識”って言葉も有る気がしますが・・・、自分(達)だけが(神に)ばれた、特別な(族)という意識・・・。

 これって”自分だけは特別だ”という考え方ですよね。
 確かに幼児期には泣いたり喚いたりすれば、母親なり家族なりが、何とかしてくれる。=特別扱いしてくれます。しかし、少し年齢を重ね社会に出れば(たとえ小学校であっても)、そこには自分と似たような他者が存在する訳で、その他者は私を特別扱い等してくれませんよね・・・・。
 
 そうして年齢を重ねるごとに他者の存在が、他者の視線の存在が意識出来る様になる。恐らくこうした事が社会性が身に付く、大人になる。という事だったのでしょう・・・(少なくとも近代以前は・・・。)(未だに餓鬼っぽい私が言うのも恥ずかしいですが・・・)

 しかし乍、近代は自我の時代(個の時代といっても良いか?)、自分が他者と異なる=個性のいわれる時代。自分が特別=セレッブでありたいという(無)意識を捨てなくても良い時代。
 一部の女性たちがブランド品をこれ見よがしに身に付け、自分をセレッブと思い込もうとしたり、ある種の男性達が押し出しの強い車(VIPカーと呼ぶらしですが)に乗って自分を特別だと思わせたがったり・・・。

 でもそれって、結局、無益な争いを増やし、世間を生き辛くする気がするのですが・・・。

  
 言い方を変えれば”自分の人生の主人公は確かに私であるが、他人の人生に於いては私(自分)の存在なんて脇役ですら無い”って事が身にしみる事が、社会性が身に付くという事だった様な・・・・(少なくとも近代以前は・・・)。
 また逆に、そう出来れば(解れば)生きるのが少し楽しくなる気がする(?)とも想えたり・・・・。
 (私自身が、出来てるとは言わないですが・・・)
  
 何だか説教くさい事ばかり書きましたが、現代は生き辛い時代という事で・・・。

 結局何が書きたかったかと言いますと、”プライド”って言葉に限らず、普段、気軽に使っている外来語。たまには日本語に直して意味を深く考えるのも楽しい気がします、ということですね・・・ 笑 。

 ますた
 

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