2010/03
31
[ #154 ]

 雑考31 独逸

 ドイツと聞いて思い浮かぶ事といいますと・・・。
 先の大戦の我が国の同盟国であるとか、メルセデスやBMW等の高性能車、中世ヨーロッパ文化・・・etc。



 

 色々有るのですが、私の様な職業ですとやはり”ビール”ですね。

 ドイツと言えばビールと言いますか、ビールと言えば”ドイツビール”と言いたくなるほどドイツビールの印象は強いです(麦酒純粋法なんて物がある国ですし)。

 そんなわけでバカナリヤにも、何種類かのドイツビールが置いてあります(その時次第で銘柄は変わりますが・・・)。

            ドイツビール


 え?個性豊かなベルギービールは? とか、ビールと言えばチェコのピルスナーでしょう? とか、英国圏のエールやスタウト、特にIPAなんか美味しいですよね? とか、米国のマイクロブリュワリー物は? ・・・等とお客様から言われる事もありますので、それらのビールもほんの少しですが置いてあったりもします(その時によります)。しかし私としては、やはりビールといえばドイツの印象が強いのです。


 更にお客様から”日本の気候風土の中で飲むのであれば、やはり国産ビールが一番でしょう” と、いった意見を頂く事も・・・。
 勿論、その考え方も理解出来ます。

 そこで私が思ったのは、ではドイツビールをドイツの気候風土の中で楽しむとどうなのか?ということです・・・。







 という事で一昨年、思い切ってビールを飲みにドイツに行ってみました。

 ドイツと一口に言っても広いので、さて何処で飲むか・・・?
 私の選択は”バンベルク” (他の街でも飲みましたが・・・)

 このバンベルク、人口が約7万人の小さな街に、ビールの醸造所が確か9箇所、早朝に街中を散歩すると何処からとも無くビールを醸す香りが漂ってくるといった、酒飲みには誠に魅力的な街です(そういえば、私が店をさせていただいている西条駅前地区も僅かな範囲に東から、賀茂泉・福美人・亀齢・賀茂鶴・西条鶴・白牡丹・山陽鶴・賀茂輝、と蔵が立ち並び、仕込みの季節には何処からとも無く、酒米を蒸す香り、酒を醸す香りの漂う魅力的な地区です)。

 またバンベルグはそれ以外にも、先の大戦の戦災を逃れた中世の街並み(世界遺産)も残り素敵な街です。この街並みはマイン川、レグニッツ川の水運により町が成立し、そこから神聖ローマ帝国の中心として生きてきた街の歴史を感じさせてくれます。

    小ベニス地区   ビール祭りポスター    Amburausianum飲み比べセット


 このバンベルクの街でビールを飲んだのですが、その中で私のお気に入りはというと・・・。”Brauerei Spezial” スペチアル醸造所。

 この醸造所、バンベルク名物のラオホビアをもっとも古くから造り続けて来た醸造所で、場所は観光の中心となる街並み保存地区から、駅へと向かう途中の繁華街の一角にこじんまりと立っています。
 繁華街のいっかくという事で、地元に密着している雰囲気を感じます。”通い瓶(缶?)”が残っているのもそう感じさせる要因かも知れません。
 私は小さな中庭で飲んだのですが、昼間から飲んでる人も多く、また隣が醸造施設で、たまたまですが糠の搬出もみれました。味も良し。

     通い瓶(缶)     糠の搬出     スペチィアルのビール


 バンベルク以外ですと、ミュンヘンのウニオーンス・ブロイ。ここのオリジナル・ヘル、独特のヌメッとしたオイリーさと、ベリーのような香り、大麦の甘味。私好みで美味しいです(木樽を使用しているかな・・・?)。スタッフの接客、店の雰囲気も良く、満足感が高かったです。

 しかし、スペツィアルのビールも、ウニオーンスのビールも正規には我が国に入っていない様子(私が知らないだけかも知れませんが・・・)。何処か輸入業者さん、コンテナの片隅に少量でも混載して入れてくれないかな・・・。

          ウニオーンス・オリジナルヘル        ウニオーンス外観

 ますた
 

スポンサーサイト

タグ :    /   街並み  /   ヨーロッパ  /

しりとり雑考CM(0)TB(0)URITOP

Copyright © ますた [バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し] All rights reserved.

COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :