2010/05
22
[ #174 ]

 詩神は渇く  トム・ダーディス

                   詩神は渇く

 詩神は渇く  トム・ダーディス  1994・04  トパーズプレス
 ジャンル  評論・酒・アメリカ文学



 W・フォークナー  S・フィッツジェラルド  A・ヘミングウェイ  E・オニール に付いての評論です。

 この4名に共通するのは、・アメリカ人である。・ノーベル文学賞を受賞している。 そして、・アルコール依存症である。 事です。
 そしてこの本。この4名の活動、作品等を掘り下げる事により、アルコールとアメリカ文学の関係を明らかにしようとした本です。

 結論としては、この4人の作品には、明らかにアルコールの影響が視られる。そして、アルコールは作家達の文章能力及び、寿命に悪い影響を与えた・・・。という事。

 ただしこの本はそれだけに留まらず、アメリカ文学とアルコールの関係、アメリカ社会とアルコールの関係を明らかにする事により、アメリカという国自体のありかた、アメリカ文明という存在自体にまで踏み込んでいるといっても良い気がします。




 昔は、バーのカウンターの会話でよく登場するキーワードとして、ヘミングウェイ、チャンドラー等が挙げられたと想いますが、そういった意味でも、バーテンダーの本棚に似合いの本ではないですかね?

 私のお気に入りの一冊です。

 ますた 
 

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