2010/06
17
[ #182 ]

 雑考36 ラム

 ラムも魅力的な蒸留酒だと感じます。
 特にこれからの時期(夏に向かって)に飲みたくなる酒です。
 

 ラムの魅力というものも色々有ると思いますが、ホワイトラム(ライトラム)に関しては、糖質を原料としている関係からか、他の酒類、ジュース等と混ぜたときに非常に違和感が少ない。故にカクテルに使いやすい(アグリコール系のホワイトラムは除く)事が、我々の様な職業からするとありがたいです。

 一方、ある程度(3年以上)の樽熟成を経たラムは、ウィスキー、ブランデー等と同様の楽しみ方が出来る事が、魅力だと思えます。
 物にも寄りますが、ウイスキーのシングルモルト同様に、樽の違いや、その酒を造った蒸留所の地理的条件から生まれる風味の違いを楽しめる事が魅力に想えます(テロワールによる違いの魅力といっても良いかも知れませ)。
 更にラムの場合、それに加えてその生産された土地の歴史といった物(元の宗主国、現在の宗主国?といった)に拠る個性、味の違いも魅力の様な気がします(それも含めテロワールと言うべきかも知れませんが・・・)。
 (例えば旧英国領のラムは、やはりウイスキー的風味になり易いとか、フランスの海外県マルテイニックのラムはコニャック的であるとか・・・・)

 ラムにはそうした歴史的背景がどうしても付いて廻る気がします。
 西洋の海外侵略、植民地化、砂糖の戦略物資としての大量生産、その為の奴隷制、三角貿易(奴隷貿易)、アメリカの独立、第一次大戦・・・・・・・。


 
 またラムには海賊のイメージも付いて廻る気がします。  カリブの海賊・・・。
 そういえば最近、少々海賊ブームの様な・・・。(映画、コミック等)
 夢と希望と冒険・・・・の海賊・・・・。
 ただこのイメージはスティーブンソンの小説「宝島」によって造られたイメージに基付く気がします・・・。或いは、ディ〇ニー。

 蛇足乍現実には、16・17世紀海賊。貴族や投資家から資金提供(投資)を受け、それを元手に略奪行為を行い、それで得た利益を投資家に配当するといったの行動をしていた様に想えます。
 (経済マフィアか、傭兵か、強盗か・・・?)
 海賊全般の話になると長くなりそうなので省略・・・・。

 どちらにしろラムというお酒。私にしては歴史(世界史)の苦味が付いて廻るお酒です。
 もしかしたらこの歴史の苦味がエッセンスとなりラムの味に深みを加えているのかとも想ったり・・・。

    ラム・ラム・ラム  シュラブ  今年もシュラブ漬けてます。

 

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