2011/12
05
[ #346 ]

嗜好品文化を学ぶ人のために  高田公理

                嗜好品文化

 嗜好品文化を学ぶ人のために  高田公理/嗜好品文化研究会(編)  2008・04  世界思想社
 ジャンル 嗜好品

  

 書名に惹かれ衝動買いの本です(某新聞の書評欄でも褒めていた事もあり・・・)。

 如何にもという書名、”酒”という代表的嗜好品を扱っております身としましては、購入してしまう本です。
 また”バー”という空間も非常に嗜好品的空間では無いかとも想っておりますし。


 内容は、序章に始まり・・・。

 1章 「多様なる嗜好品の世界」
  (酒、コーヒー等、代表的嗜好品の紹介)

 2章 「広がりゆく嗜好品の世界」
  (水、ケータイ等、嗜好品的位相を見せ始めた物の紹介)

 3章 「嗜好品文化へのアプローチ」
  (歴史学、文化人類学等の各学問の視点における嗜好品)

 4章 「嗜好品文化研究の古典」
  (過去に出版された、嗜好品に関する書籍の紹介)

 終章

 という構成に成っています。


 そこで感想・・・・・。

 ちょっと私がイメージしていた(或は、求めている)物とは異なるかといった印象(書評欄にやられちゃったかな?)。

 何といいますか・・・、ちょっと、とっ散らかった印象です。まとまりに欠けるといいますか・・・。


 各々のテーマに付いて書かれた物に関しては非常に興味深い、また面白い文が多いのですが、全体として観るとどうしてもとっ散らかった印象になります。

 何というか・・・、嗜好品の様な多様な位相を見せる物、現象について一冊の書籍にまとめる時に、この本の様な共著というスタイルは相性が悪いのかも知れません。
 尤も、私がこの本のコンセプトを理解せず、読み物としての面白さを求めるのが間違いなのかも知れませんが・・・。

 ただこのやり方でも、序章辺りで嗜好品、或は嗜好品的な物とは何か?をしっかりと定義付けしてあると、もっとまとまったのでは・・・等と想ったり・・・。

 (例えば、3章の社会学。これが序章ならもっとまとまった気もします)(余計なお世話ですね・・・、色々あるのでしょうし・・・)
 

 書名に在る様に、嗜好品文化を学ぶ人のための入門書、手引き書という位置づけの本という事なのでしょうかね。

 そういう視点で見ると手元に有っても良いかな?と想える本ではあります・・・。

 (一寸、ネガティブな回になってしまいました)
 

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