2013/02
09
[ #463 ]

MISORA HIBARI

 前回、アマリア・ロドリゲスをポルトガルの美空ひばりの様な存在等と書きましたので、今回は・・・。

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 LOVE! MISORA HIBARI
 JAZZ&STANDARD  COMPLETE COLLECTION 1955-1966
 



 私の様な世代ですと、美空ひばり=演歌(エンカ・艶歌・・・)のイメージが少々強いのですが(そもそも演歌とは何ぞや?という事も考えなければ成らないのかも知れませんが、それをすると長くなりそうで・・・)、このアルバムを聞きますと現在でいう所の”演歌”のイメージは殆ど無いですね。

 それよりも、その存在感と歌唱力の高さをしっかりと感じさせてくれます。

 流石、日本大衆歌謡の女王といったところですかね。


 当時の日本のレコード業界の都合か、はたまた時代の風潮か、日本語の歌詞で歌われた作品が多いのが少々残念な気もしますが、日本語の歌詞でも思った以上に違和感は感じません。

 個人的には、英語の歌詞で海外のミュージシャンの歌と比べて見る事が出来れば、更に興味深そうな気もします。

 また、バックの演奏がいかにも昭和30年代といった空気を所々に感じたり・・・。
 (それも有り、店でこのアルバムを流すと店の空気が昭和にタイムスリップといった感じになるのもご愛嬌)
 

 しかし、それらを差し引いても美空ひばりの歌唱力と存在感を改めて感じさせてくれます(何と艶っぽい歌声である事か・・・)。


 閑話休題。

 最近、由紀さおりさんの歌が海外等でも評価され国内でも再ヒットの様ですが、この様な状況の中で美空ひばりという歌手が生きていて、海外に紹介された場合どういった評価をされるのか?等と想像も広がりますね。

 その存在感等、私としては由紀さおりさんよりも上に思えますし、かなりの評価はされそうな気もするのですが・・・。
 尤も由紀さおりさんの歌声や歌い方の方が海外、特に白人の人々の日本(或いはアジア)に対するイメージや期待に沿いやすいのでは?といった気持ちも有ります・・・。


 まあ、仮定に意味は無いという事で、カウンターでの話題に調度良い位の話ですかね?


 どちらにしろ、5~60年程前の曲ですが、改めて聞くと興味深いアルバムです。

  

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