2013/03
04
[ #468 ]

BILLIE HOLIDAY

 AMALIA RODORIGUS ~ MISORA HIBARI と続けますと次は・・・、

         BILLIE HORIDAY

 「THE COMPLETE DECCA RECORDINGS」  BILLIE HOLIDAY



 ビリー・ホリディのデッカ時代のコンプリートアルバムです。

 同じ曲の別テイクが何曲か収録されていたりで、一寸マニア向けなアルバムかも知れません。



 ビリー・ホリディがデッカ・レコードに所属していたのは1944~1950年、29歳~35歳となりますかね。(亡くなったのは59年44歳)

 この時期のビリー・ホリディがどうであったのか?(絶頂期という人もあるでしょうし、この少し前の時期がベストという話も、或いはデッカを出た後が・・とか、やはり最晩年の崩れた感じが好きとか・・・)

 
 私個人としては、その前の絶頂期から段々と崩れていく時期?なのかな?等と思えます。

 その辺りのどこと無く破滅に向かう暗さの影の様な物が微かに聞こえる気がするのですよね・・・。(と同時に、一寸投げた感じの明るさとか・・・)


 しかしビリー・ホリディの歌声、リズム、或いは存在感という物もまた、オンリーワンという気がします。

 特にその情感といいますか存在感(の重さ)といいますか・・・。
 
 彼女の歌声にあるある種の重みといった物も、その壮絶な越し方を思えばそうなのかと思える気もします。
 黒人であることに因る差別、女性であることに因るハンデ、貧しさ、春をひさいで糊口を凌いだ体験、男運の悪さ、アルコール、ドラッグ・・・等々・・・。

 それらすべてが、彼女の歌声に存在感を与えている様に思えます。


 そこでこのアルバム、考えれば彼女が女性ベスト・ジャズウイメンに選ばれた後、徐々に堕ちていく時期に当るのかも知れません。(アルコールの影響もありそうです・・・)

 それはそれで雰囲気のあるアルバムなのです。
 (たまに店が暇な時などに掛けたくなるCDです)(私もどちらかといいますと根が暗いもので・・・)

 

スポンサーサイト

Copyright © ますた [バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し] All rights reserved.

COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :