2013/06
09
[ #502 ]

DEXTER GORDON

 前回、チャーリー=パーカーの演奏が急かされている感じで切迫感を感じる・・・と書きましたが、それとは逆の印象を受けるのが・・・・。

         dexter gordon

 Dexter Gordon   「BALLADS」



 ゆったりとしたある種余裕を感じさせる演奏、またどこか大人の哀愁なんて事も感じてしまいます。
 ジャケットの写真も魅力的です。

 尤もモダンジャズを愛する方からすと、一寸ウエッティーでモダンジャズとしては・・・といった意見も出そうな気もします。

 閑話休題、確かこのアルバムは62’~の演奏からのバラードのベスト集というコンセプトだったと記憶しています。そうなりますと、彼がドラッグから復帰しヨーロッパ等で活動していた時期の作品からのピックアップとなるのですかね・・・。

 そう想って聞く所為か、一寸ヨーロッパ的な哀愁の様な物を、その甘さを感じるサックスの音色から感じてしまいます。
 その辺りでも日本人受けするアルバムではという気もします。

 クラッシク等もそうかも知れませんが、アメリカ=新世界的、科学的、現代的、ドライ。ヨーロッパ=、旧世界的、伝統的、民族的、ウエット・・・。
 等と書きますと余りに単純化しすぎな気もしますが、やはりそのアメリカ=プロテスタント的、ヨーロッパ=カトリック的といった面は音楽に限らず在る様に思えるます。

 そうした(ヨーロッパで活動していた時期の影響のあるという)面から聞きますとこのアルバムの演奏、ヨーロッパの空気が塗されている気もしますし、それ故でしょうか(其処は日本人)ややウエットな面も有る私にはとってもゆったり心地よく聞こえます。

 どちらにしろ雰囲気のあるアルバムですね。

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