2013/06
30
[ #507 ]

文楽公演

 昨日、三原市芸術文化センターポポロでこの様な物を鑑賞して参りました。

 文楽公演


 文楽です。
 演目は仮名手本忠臣蔵の五段目と六段目。
 
 浄瑠璃本「仮名手本忠臣蔵」の中心的作者「並木宗輔」が三原に縁の方という事で企画された公演との事です。

 開場が13時という事でしたので、先ずはその前に民族資料館、並びに中央図書館の関連展示をチェック。
 民族資料館にはこんな物が、

 内蔵助衣装

 祭りや演劇等で使われる内蔵助の衣装ですね。

 図書館にはこんな展示が・・・。

 義士伝三原秘録

 義士伝三原秘録。
 これは討ち入りから十数年の後、生き残りの義士や遺族が三原にてその顛末を藩士に語った内容の聞き書きといった物で、もしかすると仮名手本忠臣蔵の成立に影響を与えたのでは?と言われている物です。

 更に講演会場のロビーのパネル展示も鑑賞させていただき、いよいよ開演。


 恐らく文楽を生で鑑賞するのは初めての経験、何事も初体験というのはワクワクするものですね。


 先ずは、上演に先立ち浄瑠璃研究家の方の基調講演。
 仮名手本忠臣蔵は竹田出雲、三次松洛、並木宗輔の3名の合作とされているのですが、その内並木宗輔が中心的存在であったと推察される理由。それと六段目の演出における歌舞伎の表現と文楽の表現の違いについて、といった内容。
 (歌舞伎の場合、早野勘平を演じる花形役者をよりかっこ良く見せる演出になり、文楽の場合は底本により忠実に緊張感の有る演出になっている。等々・・・。)


 で、実際に鑑賞した印象ですが”素晴らしいの一言”


 文楽人形

 文楽人形おみつ

 こんな感じで別に目が動くでもなく、口が動く訳でも無いのですが、その動きの生々しい事。人型のアンドロイドやロボットの比では無いですな。人形役の方々の技術の素晴らしさ、伝統の素晴らしさにただただ唖然とします。大げさに言えば、実際の人間の演じる歌舞伎以上に生々しく感じます。また、太夫さんの語りの声も素晴らしいです。
 (この辺りが人形劇の怪しさ、魅力なのでしょう)

 そして、六段目の緊張感も確かに・・・。
 (そういえば歌舞伎の六段目だと、舞台であるおかるの生家の壁に毛皮 (犬のだったか?) が掛かっているのが定番だった筈ですが、文楽の舞台だとそれが無く非常にシンプルな造り。)


 唯今回、比較的後ろの席という事で小ぶりな双眼鏡でずっと鑑賞していたのですが、手ぶれで少し船酔い的に・・・。次回は出来ればもっと前の席で観てみたい物です。

 ますた

 

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