2013/11
11
[ #555 ]

話芸復興

 昨日、桂文珍独演会を聴いて来ました。
 今年はどうするか?と悩んでいるところにあるお客様がチケットをお譲り下さりまして、ありがたいことです。


 ここ数年は、毎年の様に聴きに行かせて頂いて折りますので、私的には略年中行事の感も在りますが、今年も楽しませて頂きました。

 今年の演目は、前座・楽珍さんの”たぬ賽”~、文珍師匠”かぜうどん”~、内海英華師匠の三味線芸~、文珍師匠”けんげしゃ茶屋”~、中入りの後締めに、文珍師匠”天狗裁き” といった構成。

 毎年少しずつ構成(テーマ)に意味(変化)を持たせてある様に感じます。今年は上方の古典落語を判り易く、といった印象を受けました。

 楽珍さんの”たぬ賽”は少しアレンジを入れて(これはこれで良く有る手法ですかね)、”かぜうどん”は確か江戸落語の”うどん屋”の基となった話ですよね。そこから英華師匠の三味線、相変わらず良い声で・・・、定番都々逸の、”この膝は~~”なんて色っぽくて嬉しくなります。
 ”けんげしゃ茶屋”は初めて聞いた演目でしたが、上方落語らしい鳴り物が入る演目、舞台も新町遊郭~難波新地といった、いかにも上方落語といった感じで、一杯飲みたくなる落語ですね。最後の”天狗裁き”はコテコテの夢落ちの話、途中から下げ(落ち)はミエミエなのですが、それでも大いに笑えるというのはやはり文珍師匠の技なのでしょう。

 落語に限らず歌舞伎等もそうですが、古典物は筋(ストーリー)が解っている訳で、それこそ今風に言えばマンネリ・ワンパターンの極地ではありますが、そこがまた伝統芸能の良さと言いますか、楽しいですね。
 (まあカクテルでも、スタンダードなカクテルの良さといった物もありまして、少しばかり通ずる物もあるやも知れません)
 
 閑話休題、”けんげしゃ茶屋”とか、英華師匠の三味線芸とか、(飲兵衛の私としては?)一杯飲みたくなる雰囲気。確かこの会も数年前にはロビーでワインを販売されていた記憶がありましたが・・・。
 今となっては、こうしたホールでは難しいのかも知れませんね。

 どこかの演芸場(寄席)に行きたくなりましたね。

 

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