2013/11
22
[ #557 ]

BLACKADDER

 先日、広島市内で行われましたウィスキーのセミナーに顔を出してまいりました。
 ブラックアダー(ブラッカダー)というインディペンデントボトラー様の販促・試飲セミナーです。


 実はこのブラックアダーというボトラー、以前からお気に入りの物でバカナリヤのバックバーにも何本か並んでおります。

      ボトル


 此処のウィスキーの特徴といたしましては、先ずはノンチル&ノンフィルター、更にRAWCASKシリーズは完全無濾過で樽の内側の炭化した木片までも混入しているといった事。
 他にも無濾過・無加水・ノンチルといったボトラーズ様も多いですが、それらと比較しても、よりワイルドな味わいと言いますか、いかにも樽出しといった印象の強いボトラーです。
 その分、洗練味に欠けるとか、雑味を感じるといった意見も出そうですが、その雑味も味の内と考える私の様な人間からしますと、非常に美味しく感じる製品の多いボトラー様です。


 こうしたイベントが広島県内で行われる事も稀少故、何はとまれ顔を覗かせてみたのです。
 
            テキスト 



 講師は同社代表のロビン=トチェック氏。
 
 講師



 講習を聞かせていただいき感じたことですが、ブラッカダー社、ウイスキー専門誌等の雑誌へのボトルの提供等はされていないようで、また、樽とかの細かいスペックに関しても余り語らない方針にお見受けしました。
 何はとまれ飲んで感じて下さい、といった姿勢ですかね?(細かい情報やスペック=知識に捕われられる事無くという姿勢、私としては嬉しい気持ちです)

 ここ数年お気に入りの(また少しずつ認知され始めました)、しっかりした味のある純米酒などとも似た哲学?を少し感じます。(故にお気に入りだった訳ですが・・・)



 もう一つ想った事は、当日の講師で同社代表のロビン=トチェック氏、実はスコットランド人ではなくイングランド人との事(もともとはチェコ系とか)。
 ボトラーズ=スコットランドのイメージが強かったので少々驚きましたが、考えてみれば非スコットランド人故に、こうしたある種スコッチらしいスコッチをセレクト&瓶詰めできるのかも知れないとも思いましたね。
 それはもしかすると、スコットランド人ではない故にウィスキーに対するある種の慣習とか思い入れから自由になれる故かも知れませんし、スコッチウイスキーに客観的視点を持てる故かもしれませんね。
 (日本人も清酒というものを完全には客観視しづらい面があると同様)

 それはまるでベルギー人であるジョルジュ=シムノンが、20世紀前半のパリの風俗・空気感を見事に感じさせる文が書けるがごとく。或いは米国人を父とするアガサ=クリスティーが、ロンドンの街並みやイングランド郊外の田園風景を見事に書き表す如く・・・。
 そんな事も思いましたね。

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