2013/12
15
[ #564 ]

Ella Fitzgerald

 12月という事でこんなCD。


    ella fitz


 「Ella wishes you a swinging Christmas」   ELLA FITZGERALD

 


 エラの唄うクリスマスソング集です。
 クリスマスソングの定番集という事で子供達が聴く事も想定してあるのか、ジャズのアルバムというよりアメリカ唱歌集といった印象を強く感じます。もとの録音は1960年。

 もともとエラの歌、ジャズなのか?なんて意見も耳にしたり(更にいえばヴォーカルのジャズってジャズなのか?なんて意見も有りそうですが)。

 このアルバムなんて特にそうかも知れません。しかし改めて聴きますと、タイトルにも”スインギング・クリスマス”とあります様に結構スイングしてます。

 ジャズの定義をどうするか?という事はあるでしょうがエラの唄、モダンジャズでは無いけれど典型的(スイング)ジャズヴォーカルなのかも知れません。


 確か彼女のエピソードに、デビュー前にマネージャーに連れられレコード会社に面接に行った折、そこのプロデューサーから「こんなブサイクな女を連れてきて何のつもりだ」といった意味の言葉を投げれれたとか・・・(非道い話ですな)。
 しかし結局、その圧倒的歌唱力で20世紀のアメリカを代表する女性歌手になる訳で・・・。

 また(確か1983年の)グラミー賞でプレゼンターとして壇上に登り、(確か受賞者の)”マンハッタン トランスファー” と共唱した思うのですが、その圧倒的な歌唱力にびっくりした記憶があります(TV観てました)。
 (曲は ハゥ ハイ ザ ムーンだった様な)




 またこのCD、彼女が湛えるある種の健全さの様な物も良く出ている気もします。
 この健全さ故に成功出来たのかも知れませんし(ビリー・ホリディーなんかのある種の暗さや不健全さ?の対局に在る?)、現代のジャズ好きの人には今ひとつ人気がないというか、ジャズらしくないよねと言われるゆえんですかね。


 しかしこのCD。何と言いますか、良かった時代のアメリカをイメージさせて呉れるといいますか、一寸ホっとするというか・・・・(例えば、映画”ダイ・ハード”のエンディング流れるクリスマスソング的な感じ?)。
 そんな印象なのです。

 

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