2014/04
18
[ #599 ]

免許更新も無事終了

 免許更新の違反者講習を昨日受講し、新しい免許証になりました。
 暖かくもなって来ましたので、オートバイに跨りたくなります。走っているオートバイを見かける事も増えました。

 しかし、こんな事を書くと如何にもオッサン臭いのですが、最近の若い男性でオートバイや車で速く走ろうとか、上手に乗ってやろうといった連中、少ない気がしますよね。飛ばしているのはけっこうオッサン連中という気が・・・。といいますか、のんびりと走るタイプのオートバイが目に付く気がします。

 免許更新の講習を受けたばかりでこんな事を書くとお巡りさんに叱られそうですが、やはり車とかバイク、スピードを全否定してはいけない気がするのです・・・。
 勿論、馬鹿みたいにスピードを出したからって良い事なんて一つも無い訳ですが(残ったのは借金と後遺症何て事になりかねない訳で・・・)、唯、そうした理屈を離れてやはり少々血が騒ぐという乗り物だと思うのですよね。

 と言いますか、本来そうした存在だった訳です。


 どういう事か?

 自動車の嚆矢は1885年にカール・ベンツが作った物とされていますが、実はそれより100年以上前に既に自動車らしい物は出来ていたのです・・・。

 18世紀の中頃(確か1769?)、ワットが蒸気機関を発明したと習いましたが、その後まもなく蒸気機関を積んだ自動車が作られ、ある程度は実用化もされていたと言う事なのです。

 しかしこの蒸気自動車、19世紀前半までには姿を消してしまう。

 何故か?
 当時の蒸気自動車は人や・物等を運ぶ輸送機関として開発されたのですが、それらの役割を、鉄道や馬車に奪われて消えていったのです。

 確かに一般の道を走る車の動力源としては蒸気機関(外燃機関・ボイラー)は色々と使い辛い訳でして・・・。
 例えばまず第一に、重量が重い。更に、立ち上げ・立ち下げに時間が掛かる。その割りに出力も低いし・燃料効率も・・。
 (実は私、バーテンダーのくせに一級ボイラー技師なんて資格を持っていたり・・)

 そんな訳で陸上輸送の手段としての(蒸気)自動車は、19世紀初め頃には乗合馬車等の各種の馬車や鉄道(蒸気機関車)に敗れて駆逐されてしまう訳なのです・・・。

 では?ベンツの造った自動車が何故、自動車の嚆矢と言われるのか?あるいはベンツの造った自動車とは何だったのか?


 じつは19世紀の半ば過ぎに”自転車”と言う物が発明されるのです。
 これがそのスピードやスリル、あるいは爽快感や自由を感じさせてくれる乗り物として、更にアスレチックツールや未来の象徴として大人気となり、その後、3輪や4輪の物も含め色々な自転車が作られるのです(そしてまもなく自転車レースも始まる)。


 この自転車のスピードとスリルの虜になった一人がカール・ベンツだったのです。

 つまりベンツが始めて造った自動車は、馬の代わりに馬車にエンジン(内燃機関)を積んだのでは無く、スリルとスピードと乗る楽しみを求めて自転車にエンジンを積んだ物だったと言う訳ですね。
 (同じ年、ダイムラーとマイバッハが共同で世界初のオートバイも造っています)

 そして、まもなく自動車レースもフランスで始まる・・・。

 どちらにしろ自動車や自動二輪は、輸送(移動)手段というよりもスピードを楽しむツールとして誕生した訳で、其れを外すと存在理由が脆弱になる気がします。


 しかし現実には、今の街中を走っている自動車(4輪)、その殆どが単に便利な移動や輸送の道具となっています。
 ではこれの始まりは?というと・・・・。

 1908年にアメリカで誕生したT型フォード辺りなのかも知れません。
 ヨーロッパに比べ広く、またその割りに馬車路線や鉄道路線が少なかったアメリカでは、自動車は移動手段として普及した面が強かった様に想えるのです・・・(大量生産方式に拠るコストダウンも要因の一つかも知れませんが・・)。
 (またこの辺り、発展途上国で、有線電話より先に携帯電話が普及した現象とも近い気もします・・・)


 どちらにしろ現在でも(特に)2輪車、ヨーロピアンタイプ=スポーツ的(スピードを出す)、アメリカンタイプ=旅(移動)の道具的、と言う事はその辺りを引きずっていそうで面白いと想いますね。

 (最近の日本、アメリカ的な社会・メンタリティーに成って来た故にか、アメリカンタイプのバイクが目に付くのですかね?何て想ったり)

 戯言でした。

 

スポンサーサイト

Copyright © ますた [バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し] All rights reserved.

COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :