2014/05
05
[ #605 ]

Nina de los Peines

 プリミティヴな弦楽器+唄 といった音楽に惹かれる面があるのです・・・、何て書きましたが。
 そうなると当然こういった楽曲にも惹かれる訳でして・・・。

          nina de los peines

 「MIRAME A LOS OJOS」    Nina de los Peines
 


 フラメンコのカンテのアルバムです。歌い手はラ・ニーニャ・デ・ロス・ペイネス。20世紀の主に前半活躍された女性歌手で、ある種フラメンコの母的存在の方。

 フラメンコといいますと情熱的といったイメージが強いかもしれませんが、この方の歌声にはある種の”哀しみ”といった事を強く感じます。
 ロマの両親のもと生まれ育ち、スペイン各地で(どさ廻り的に?)歌われていたという事が影響しているのかも知れません。遊行芸人的哀愁と言いますか・・・、そんな物を感じます。
 ギターが奏でるリズム(2拍子や4拍子の物が多い気がします)に彼女の唄が重なっている雰囲気で、何といいますかクラッシク~現代の音楽といった物とは違うある種の土着性の様なものが意識され、一寸心に染み入る感じです。
 日本やあるいはアラブ的な物も感じるといいますか・・・、
 更にいえば世界各地にこうした物は在りそうで、音楽というか唄といった物の原点といった事を意識しますね。
 また個人的には、海の存在や、死という物の存在を感じてしまう面も・・・。

 こうしたフラメンコ、そこに死という哀しみとそれゆえに生の喜びといいますか、人が生きる事や運命といった物を意識させられる気がします。(また今では禁止されたそうですが、闘牛といった物にも・・・)

 我が国でも、生老病死を四苦として、生きる事自体を”苦”=哀しい物と捕らえている面があった様にも思えます。その辺りに共通性を感じます。
 
 (先日聞かせていただいた、”平曲”にも同様の物を感じたり・・・・)
  

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