2014/12
22
[ #674 ]

ことば?

 今年後半は”わくぐみ”何て事ばかり書いていた気がします。
 この”わくぐみ”、また言い換えれば名前とかレッテル、キーワードとも言えそうですし、突き詰めればそれは全て”ことば”とも言えそうで・・・。

 

 そして以前、色々のわくぐみを列記しましたがあえて避けた物も幾つか有りまして・・・、その一つが「くに」というわくぐみ、他にも「いえ」とか・・・、共に触れると面倒くさくて痛い目を見そうなことばですよね。

 しかし、たまにはその面倒くささに近づくことも必要かと想いまして・・・。


 「くに」という言葉を聴きますと、私のような古い人間は、おくに訛りとか、おくに言葉、或いは「くにはどちらですか?」といった言い回しが頭に浮かぶのです。
 恐らく江戸期までは基本的にこうした使い方だったのでしょう。言い換えれば、「くに」=ふるさと、或いは生まれ育った地域や、そこで見た風景や人間関係、伝統や慣習、土地、歴史・・・・、といった物だった様に想うのですよね。言ってみれば、ひらがなの「くに」は、ふるさとやふるさとの文化といった物を意味している様に想えます。

 では現在使われる漢字の「国」は、言ってみれば近代国家といった概念の様にも想えます。
 近代国家とは何ぞや?等と言われますとこの定義良く解らないのですが、国民・政府・国土が必要とされている気もしますし、個人的には歴史(観)や言語・文化といった物が必要とも想いますが・・・。
 唯、最近、報道等では国=政府という時も有りそうで・・・・。
 例えば、公害訴訟等で、国の責任という表現が良く使われている気がします。本来は政府の責任とか、OO省庁の責任とか、誰某の責任といった方が文脈的にはすっきりっする気もするのですがね?

 恐らくは順序としては、明治維新に拠り政府が誕生しこの明治政府が国家=国という言葉を使い始めたのでは?(更に言えば2・26以降に国体という言葉も誕生し・・・・・・)

 詰まり、(ひらがなの)くに ≠ 政府 ≠ 国家 だとは思うのですが(それは生まれ育った地域 ≠ 市役所 ≠ 現在の市町村名 と思えるのと同様に)、発音は同じく「KUNI」ですからね・・・。
 色々とコミニュケーションの中で齟齬も生まれる訳で・・・・。


 また「IE」何てのも似たような言葉に想えます。
 恐らく旧来、江戸期まではそれは苗字とか屋号を現していた様に想えます。
 苗字で言えば、社会に置けるその親族の立ち居地の様な物を著した様に思えますし。苗字の無い庶民の屋号などは更に端的に地域における立ち居地(あるいはそれに伴う責任)を現していた様にも想えます。

 ゆえに屋号を持つ商店等では出来の悪い惣領(私の様なやつですか? 笑 )(遊び人の若旦那?)を若隠居させたり、勘当したりしまして、しっかりした番頭に家=店=屋号を継がせるなんて事がまま有った訳でしょう(娘が居ればその婿に、無ければ両貰い何てやり方で・・・・)。

 それが現代、戦後では・・・・。
 確か現在の法律では、人が成長し婚姻関係を結ぶとそのどちらかが戸籍の筆頭者(戸主)と成った筈です。
 詰まり現代では、家=家庭=核家族 という事でしょう。

 更に言えば住宅メーカーのCMでは、いえ=単なる建物でしょうから・・・・ 笑 。

 ここでも、屋号(苗字) ≠ 現代家族 ≠ 個人住宅 ですが、どれも発音では、「IE」だったりね。
 (まあ、OO一家等といった存在もありますが)

 相変わらず面倒くさい事を書きましたが、この「ことば」の意味の変化、あるいは現すところの変化、少し注意深く考えてみる事も大事と思えたり、面白いと思えたり・・・・。

 ますた
 


 

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