2015/01
20
[ #683 ]

美人画展

 先日この展示を観て来ました。


         ジャパンビューティー

 

 ジャパンビューティー   ー描かれた日本美人ー

 広島県立美術館の企画展です。
 毎年年明けには美術館に行きたくなり何かしらの企画展を観に行っている記憶があります。
 そして本年はこの美人画展。


 浮世絵に惹かれる面のある私としては、その延長線上にあるこうした存在に惹かれる面も有るのです。
 確か数年前には島根のグラントワでありました”福富太郎コレクション展”を、更に数年前には三次の奥田玄宗美術館でありました”培広庵コレクション展”を訪れた記憶も・・・・。
 
 そして今回は浮世絵コレクションで著名な”中右瑛コレクション展”です。


 展示は4つのセクションに別れそれぞれに 「雪月花」「四季の風情」「心の内と外~情念と装い」「技芸と遊び」 とテーマ付けされておりました。
 中右コレクション的といいますか、その浮世絵展と似た展示方法ですかね。


 テーマや作者も偏り過ぎず観賞しやすい展示の印象。(以前三次で観た培広庵コレクションは女性の情念に特化した印象が強く、胸焼けしそうだった記憶も・・・・)
 楽しませていただきました。

 作画時期としては略全て明治後期~昭和初期の物ですが、作家の性別の違いや活動地の違い、流派(師匠)の違い等々・・・と、切り口も色々持てそうで・・・・。(もう一度覗いてみるかな・・・?)
 (因みに同行の連れ合いは、着物や帯、髪形等に注目して観ていたとか・・・・)


 そういえば、その中にありました橘小夢という作家の「すずみ」という作品。
 この作品のテーマ、構図等、黒の絽の婦人が涼んでいる場面を写した物でしょうが、確か全く同じテーマの物を寛政中期に歌麿と英之がやはり肉筆で描いていますよね。何だかそれらを写したというよりも130年程の時を超え、その二人の名浮世絵師に勝負を挑んでいる印象で興味深かったですね・・・。


 閑話休題、同時開催の収蔵品展、

 カワイイ

 これも観てみました。


 美術館の収蔵作品の中から”カワイイ”といったテーマに沿いそうな作品の展示という企画なのですが、これがカワイク無いのですよね・・・・(笑)
 (解説にも少し記してありましたので、学芸員さんも自覚されているのでしょう・・・笑 )

 何故か?

 我々が”カワイイ”と思える対象・・・。
 それはその対象に対し自分が優位な存在である事、保護者的立場にある事等々が必要な気がします。が、近現代の芸術作品群、たとえ描かれた対象が子猫等の”かわいらしい”ものであったとしても、描き方やその作品は鑑賞者にある種挑んで来るといいますか、緊張感をあたえて呉れる存在。
 やはり無防備にカワイイなんて思えないのですよね・・・・。
 まあ、それだけ良い作品の展示であったという事なのでしょう・・・・。

 そんな展示でしたね。
 



 おまけで金屏風何て物が有りましたので・・・・。お遊びで・・・・・。

 金屏風

 みちゆき脱だ方がよかった気が・・・・。 
 
 というより構図考えて撮れよ・・・・と・・・。
   

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