2015/03
30
[ #704 ]

ジンのはなし 2

 前回、ジンという酒は1660にオランダで造り出されたジュネヴァが嚆矢~~等と書いた記憶がありますが、その後このジュネヴァが(オレンジ公)ウイリアム3世とメアリーの婚姻を契機に英国で人気を博す様になり、ジンと呼ばれる様に成ったのですが、この辺りの経緯(英蘭戦争等々)、結構不可解といいますか、興味を惹かれるといいますか・・・・、ある種歴史の転換点といった印象も受けるのですよね・・・・。



 確か、英蘭戦争は1952年から74年に架けて行われ基本的に英国の勝利と言われていますが、色々と興味を惹かれる面が・・・。
 確かこの戦争は英国がオランダに喧嘩を売る形で行われているのですが、この戦争が始まるまではこの2つの国、結構仲良くスペイン等のカトリック商船に海賊行為を仕掛けていた筈・・・・。
 更に言えばこの当時迄、経済力や航海技術、造船能力等もオランダが上だった様にも思えるのですよね・・・・。
 確か1600年頃に日本に達した三浦按針のいた英国商船隊も、殆ど漂着といった体だった筈ですし、オランダの商船隊の方が既に貿易可能な能力を有していた故に徳川幕府も貿易相手にオランダを選んだのでしょうから・・・・(しかし、この戦争は英国の勝利となる)。


 しかし実は、どちらにしろ英蘭両国は似たような国ともいえそうで・・・・、
 それは、1492年のスペイン異端審問を切っ掛けに金融・商工業者が流れ込み、当時彼らが金融業や海運業を発展させていたという事。

 そう見ると、この3度の英蘭戦争~英国の名誉革命(政治の中心が王室から商工業者を中心とした議会に移った?)&ウイリアム3世の婚姻・・・・、を経て、英蘭が一体化したというか、金融・海運・商工業の中心地がオランダから英国に移ったという事は確かな様には思えるのですよね・・・・。

 そして、ジュネヴァがジンと呼ばれる様になり、英国の工業も発展し・・・・・、ジンの時代といいますか、ジン・クレイズの時代に向かって行く訳ですね・・・・・。
 オールド・トム~ロンドン・ドライジンの時代へ・・・・。
 ホント、お酒と歴史ってリンクしているのです。


 この辺りの事を書きたかったのですが、長く成りましたのでまた次回に・・・・。



 しかしこの英蘭戦争を仕掛けたと言われるクロムウェル、英蘭合邦政策を唱えていたという事で、結果、ちゃんと其の狙い通りには成った訳ですかね・・・・。

 

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