2015/08
07
[ #741 ]

MAKOTO (真箏)

 前回は中国の女性ジャズヴォーカルのアルバムでしたが、今回は”和”を感じる女性ジャズヴォーカルのアルバムを・・・。


              MAKOTO


 

 「Makoto Sings Jazz」  MAKOTO (真箏)


 収録されている曲は基本的にジャズのスタンダードナンヴァーなのですが、一寸、アンニュイというかコッケティッシュといいますか・・・そんな印象。其れ故か、或いは発音故か間の取り方故か?聞くほどに”和”を感じるアルバムの印象。

 まあ、私の先入観のなせる故かも知れません・・・・・。





 何故ならこの歌い手のMAKOTOさん、このアルバムを吹き込まれた時点では・・・・、

 芸妓姿


 祇園甲部の現役の芸妓さんだったのです。



 折角なので、正面のお顔も(某雑誌から拝借)・・・・・、

 雑誌から 雑誌から2

 他にも”和”を感じるジャズボーカルも多いでしょうが、前回アップした記事が京都なのでこのアルバムを選択。


 芸妓さんの歌う大衆歌謡(いってみればジャズもアメリカの大衆歌謡の側面もあるでしょう)のアルバム(レコード)という存在、現代では珍しいと想いますが、昭和の前半まではしばしば存在したという話を聞いた事が有ります。
 お座敷唄とか小唄等を吹き込まれる事はしばしば有ったようですが(例えば小説”長崎ぶらぶら節”にもそんな話が記されていますよね)、西洋音楽的大衆歌謡(歌謡曲とか演歌・ムード歌謡・ポップス等)を吹き込まれたり歌われたりする事もあったとか・・・。
 往時、そうした歌謡曲のレコードは、レコード会社が作曲家の先生に曲を依頼し、そのお弟子さん筋等の音大等で西洋音楽を習った歌い手さんが歌うという物が主流だったという話ですが(例えば淡谷のり子さん等・・・・)、其れに対し芸舞妓さんはそうした西洋的歌唱法とは違った歌われ方をされていたとか・・・・。
 まあ芸舞妓さんは戦前のアイドルでも有りますし、あの化粧やイメージで大きな口を開けて歌うことは難しかったでしょう。
 そこで、ある種の儚さとか線の細さといった印象を受ける歌い方だったとか・・・・(島倉千代子さん等がその延長線上にあるとか・・・・)。


 相変わらず話がずれていますがこのアルバム、個人的には確かにそうした雰囲気を感じるのですよね・・・・。

 

スポンサーサイト

Copyright © ますた [バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し] All rights reserved.

COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :