2015/11
02
[ #769 ]

伝統楽器

 昨日は東広島の中央生涯学習センターでこの様なものを鑑賞してまいりました。


       べトナム民謡

 ベトナムと日本の伝統楽器の演奏です。

 


 あるお客様からチケットを譲っていただいたという事で・・・、はい有り難い事です。

 こうしたプリミティヴな楽器の音色に惹かれる面の私としては嬉しい体験でした。


 先ず興味を惹かれたのが、”ダンバウ”という楽器、”一弦琴”も呼ばれる様でその名のごとく弦が一本しかない弦楽器。
 何とも不思議な音色。
 少し後ろの席でしたので良くは見えなかったのですが、右手で弦をはじいて音を出すのですが、左手で棒?を操作し弦の張力を変化させる事で音程を調整している様にみえました。
 何といいますか少し”テルミン”の様な音色。あるいは弦楽器のトロンボーン的ともいえそうです。

 そして更に良かったのが、”コニ(私の耳には”クニ”と聞こえましたが)”という楽器。
 胴の無い二胡といった外観。
 胴が無くてどうやって音を響かせるかといいますと、本体から紐が伸びていましてその先に付いた木片を口にくわえ、口腔を共鳴装置として音を増幅するというシステム。
 二胡と”ムックリ”をあわせた様な楽器なのですが、口腔を共鳴装置としている故か、その音色が何とも面白く、強いて言えば、蛙の泣き声の様な、あるいは猫の鳴き声というか、女性のタイ語というか・・・・・。
 曲も熱帯の森やジャングルがストレート浮かぶ曲調。面白かったです。

 そして竹製のマリンバといった感じの”トルン”、その音色から何だか南米(フォルクローレとか)を連想してしまいました。
 まあ、遺伝子的には近いでしょうしね。

 そして”ダンニ”という楽器、これはまあ二胡ですね。
 曲調も中国的な感じ。
 収穫祭の曲ということでしたが、確か、周の勢力拡大により圧迫された雲南辺りの米作文化の民の一部がマレー半島にも移り住み米作文化を定着させたなんて話も有った筈ですし、その後も政変等に拠り中国南部の人々がマレー半島周辺に移住したなんて事もしばしばあったはずですしね・・・・・(戦国から江戸初期に掛けては日本人も貿易等で交流したり、移住したりも有りましたし)。

 何といいますか、古くは国境なんて余り関係なかったのでしょう。まあ、国家というシステム自体近代的システムとも言えそうですし・・・・。
 それよりもといいますか、音楽という物、もともと奏者と聞き手のパーソナルな物といいますか、個人的な物という気がします。
 特に伝統的な音楽や民族音楽、庶民の音楽は。

 そんな事を思いましたね。

 
 また、日本の楽器の演奏ですが、琴と尺八による、「上弦の月」の演奏も良かったのですが、次の琴の二連弾演奏「めぐりめぐる」
、これが迫力。
 こういった言い方は失礼にあたるかもしれませんが、一寸クロアチアのチェロのディオ、”トゥー=チェロズ”をおもいだしました。
 とにかくプログレッシヴな演奏で、琴という楽器のポテンシャルといいますか可能性を感じさせていただいた気がして、想わず拍手でしたね。

 どちらにしろ、興味深い数時間を過ごさせていただきました。


 追記

 このコンサートの前、午前中は某公民館のステージでダンスを少々、一寸バタバタしたこともあり失敗気味。相変わらず本番に弱い私です。

 

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