2016/01
28
[ #794 ]

元 貸し座敷

 此処のところこの時期らしい寒い日が続いて流石にガレージからオートバイを引っ張り出し、色街跡を探して徘徊・・・、等といった行為も出来かねる訳です。
 それはそれで寂しいといいますか、禁断症状が・・・(殆どビョーキですな)・・という訳で、先日一寸其処まで。

 元貸し座敷の飲食店で食事をして来る事に。

 



 因みに、貸し座敷という物、建物の中の部屋(座敷)を娼妓さんに貸しているという事で、其の中で行われる行為は娼妓さんの自由意志という建前の元に存在していた形態。早い話が妓楼=お女郎さん屋(所謂遊郭)ですね。
 はい、相変わらずです。


 因みに場所は、尾道の久保町(新開)遊郭跡。


 夕方4時位にJR尾道駅に到着。折角なので開店時間まで周辺を少しばかり散策。
 この冬一番といっても良さそうな寒さの中です。


 訪れたのは浄土寺。
 最近こうした寺社(密教寺院)にも惹かれる面が有るのです。


      浄土寺


 時代を感じさせられる多宝塔が見事です。



 山門は密教寺院にしては仁王門では無くこんな感じですが

      山門



 すぐ其処に海が見え、尾道という都市が海運共在った事を感じさせていただけます。

 既に夕方でしたので建物内等の拝観は出来ませんでしたがしばらく境内を散歩させていただきました。

 各建物や、立派な法経院塔等興味深いです。改めて時間を造って訪れてみたくなります。


 因みに最近こういった物も興味深く思えるのです。

 元禄期   化政期


 

 その後街並みを少しばかり散策。
 旧色街周辺、私好みの建物がそこかしこに残っています。
 例えば・・・・、


 016.jpg   竹村屋

 
 もしかするとこれが往時、色街の西の入り口ですかね?

 
 大門?


 
 そして元貸し座敷(妓楼)であったといわれる焼き鳥屋さんへ・・・・・。


 入り口を入った場所がこんな感じです。

 元妓楼


 御主人にお話を聞かせていただくと、その昔、廃業した妓楼を買取り(女将さんの家か?)飲食店とされたとか、また2階の座敷が興味深い造りだとか・・・・・。
 (チャンスがあれば一度覗かせていただきたい物です、この日は団体様が有りお忙しそうに見受けられ早めに退散させていただきました)


 その後少しばかりバーに立ち寄り・・・・・。


 しかしこうして飲ませていただきますと、尾道の街、雰囲気が良いですね。
 街場感が有ると言いますか・・・・。古くからの、いわば都会感、港街感を感じます。

 

 追記

 初めに”貸し座敷”等と書きましたが、この手の言葉、今は使われませんよね。また、地域や時代に拠り微妙に意味や使われ方等々が異なったり。

 遊郭・妓楼・貸し座敷・置屋・お茶屋・待合(茶屋)・揚屋・色街・花街・貸席・・・・。
 料亭なんてのも微妙に意味が異なっていたり・・・・・。

 結構興味深いのです。

 

スポンサーサイト

Copyright © ますた [バーテンダーと呼ばれる程のバカは無し] All rights reserved.

≪  春画考   |   カクテルのはなし  ≫
COMMENT:

SECRET: (管理者だけに表示を許可する場合)
 
トラックバックURL :