2016/02
26
[ #803 ]

ちょっと昔の祇園町

 少し前に図書館で借り出した本、個人的に印象に残ったのです。

 それは・・・・、この本



            祇園町


 「ちょっと昔の祇園町」    祇をん新井豆爾

 



 以前、何度かお客様と共に祇園辺りで遊ばせていただいた事もありまして、おそらくそれ故でしょう。


 何といいますか、この本に書かれている様な空気の様な物を感じさせていただければと思い京都に出かけていた訳です。

 それは、恐らく昔から伝えられ、また練り上げられた京都のもてなしの伝統といいますか仕来りの魅力といいますか、恐らくそのような物なのでしょう(どうも一言では言い表し辛いですが、日本文化とか京文化といわれる物かも知れません)。

 また、最近”オモテナシ”何て言葉が耳に付きますが、それとは少々似て異なる物とも思えます。
 しいて言えば、職人全般にも言えるかもしれませんが仕込み(住み込みの徒弟制度)、それに拠る伝統や技術の継承と研鑽・・・・、そうして出来上がる物、伝わってきた物の凄み、文化・・・・そうした物、ですかね。


 また店の京都旅行を実施る前にこの本を読んでおけば更に深みが増したかも・・・?何て事も思いましたが(2015年出版の本ですので現実的には無理ですが)、現実問題としてもし実際にこの本に触れていたならば恐ろしく緊張して固まったかも知れません・・・。

 尤も今でもお座敷に揚がらせていただきますと相当に緊張しますが・・・・、といいますか、緊張を紛らわそうとツイツイ飲み過ぎ、失態続きな気がしています(ダメダメな私です)。

 
 ともかく古き日本良さ、或いは京都の花街の空気を感じさせていただける本です。



 追記。


 この本を読んで思い出したことが幾つか・・・・。

 其の一つが、ある舞妓さん。

 2度座敷に着て頂いた事のある舞妓さん。
 一度目は店出し直後とお聞きしましたが、確かに緊張されている様子、帯等も恐らく置屋さんに在った物という印象でした。そして兎も角、こちらにも緊張が伝わる程硬くなられていたご様子。
 それが数年後、同じ舞妓さんに来て頂いた事が有りまして、其のときは襟替えを間近に控えていらっしゃる、というお話でしたが、その落ち着き・・・・。またそれ以上に舞の見事さ・・・・(まあ私、素人なので舞の良し悪し何て良くわからないのですが、それでも圧倒されました)。
 修行、仕込みの力という物を見せ付けられた気がしましたね(そういえば其の舞妓さんも”豆”の付くお名前でしたね・・・)。

 そしてもう一つ、都をどりの舞台で観た舞。演目は確か「京里山雪女郎子鷺」。
 (凄みがあって)寒気がしましたね。


 
 何だかまた京都に行きたくなりました・・・・。
 (と同時に、いい加減ちゃらんぽらんに生きてきた私としては、一寸自分が恥ずかしくなる気もした本でもありました)
 

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