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2017/11
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[ #980 ]

フレッド アステア

 先日ある方が下さった本。


    表紙

 「The Fred Astaire DANSE BOOK」    フレッド アステア ダンス ブック。


 1962年アメリカで出版のフレッド アステア ダンス スタジオ のダンス教本です。


 
 これが面白いのです。

 因みに”フレッド アステア”といっても若い方やダンスに興味の無い方は判らないかも知れませんが、戦前1930年代から戦後の時期にかけて活躍した映画俳優(かつダンサー&歌手)で、アメリカのミュージカル映画の基礎を造ったといいますか、全盛期を支えた方ですね。
 因みに裏表紙に当時の顔写真とサインが・・・・。


 裏表紙

 

 恐らく代表作は「カッスル夫妻」とか「踊るニュウ・ヨーク」とか「ザッツ・エンタテイメント」辺り・・・・。
 (個人的には初期作品がいかにもといった雰囲気があって好きですかね。曲もコールポーターだったり・・・・)

 で彼の後をついでミュージカルの主役となったのが「巴里のアメリカ人」や「雨に唄えば」のジーン=ケリー。


 その後は・・・というと、こうした典型的ミュージカル映画は受けなくなり・・・・・。

 まあストーリーはワンパターン&常にハッピーエンド、といったいかにもアメリカ映画。この能天気さはベトナム戦争が問題視される頃から廃れていき、ハッピーエンドではないアメリカ映画(ニュー アメリカン シネマ)におされて衰退する訳で。
 そう、「イージー・ライダー」とか「真夜中のカーボーイ」とか「ボニー&クライド」とか・・・・。
 (個人的にはスケアクロウなんて好きですかね)

 相変わらず話が脱線気味です・・・・

 
 閑話休題、このフレッド=アステアのダンス。タップは当然巧い訳ですが(タップこそがアメリカのダンスの代表といったイメージが私にはあります)、それ以上にフォックストロットの名手の印象が強いですね。
 軽やかに滑るようなダンス。或いは歩くように踊り、踊りながら歩くというか・・・・・。
 (因みにジーン=ケリーのダンスは、もっと床を踏んでいるというか、力を感じるというか、ヒップホップの萌芽というか・・・そうした印象ですね)


 で、この本を開いてみると・・・・足型など丁寧に書いてあるのですが現代とはかなり違うのです。

 例えば、フォックストロットが、スローフォックスとクイックステップ(加えて言えばブルース)に分かれていないのです(1962年当時、未だ分化はされていなかった訳では無い筈ですが・・・・)。

 こんな感じで・・・

 フォックス


 他、チャチャチャのニューヨークというフィガーがクロスオーヴァーという名で紹介されていたり。

 チャチャ


 まあ競技向けではなくパーティー向けの本、あるいはアステアの様に踊りたい人向けの本なのかも知れませんが、色々と興味深いのです。
 (一寸アステア主演の映画を再見したくなりました)




 追記


 実は其の方にもう一冊いただいた本がありまして・・・。


 もう一冊

 これもダンスの本・・・・。

 前半はQ&A方式で、ダンスの各フィガーの定義が書かれているという結構硬い本で、後半にダンスの歴史について書かれてあり、これが当時のイラスト等も多く私好み・・・・。

 
 イラスト 


 こんな感じで・・・。


 どちらにしろ下さった方に感謝です。

 店の本棚にしばらく置いておこうと想います。

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